2023年10月24日

エルメスバーキンの定価は？価格が急上昇中の理由

1 バーキンの定価一覧
2 バーキンの値上げが継続中
3 中古市場の価格もチェック

エルメスバーキンが2023年1月25日に価格改定を行いました。エルメスは年1回のペースで価格改定を行っていますが、コロナ禍による素材などの高騰により、ここ数年の価格高騰は顕著になっています。
今日は2023年現在の定価とバーキンの価格急上昇の理由について書いていきます。
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バーキンの定価一覧

2023年1月25日に新たに価格改定を行ったエルメス。
エルメスの代表バッグでもあるバーキンも定価が上がっています。

※公表されている価格がないものは未記入になっています

バーキン25

素材	定価/値段	値上げ前	値上げ率
トゴ	1,474,000円	1,331,000円	約10.7%（+143,000円）
トリヨンクレマンス	1,474,000円	1,331,000円	約10.7%（+143,000円）
スウィフト		1,386,000円
エプソン	1,441,000円
オーストリッチ		2,585,000円
ニロティカス		5,973,000円

横幅×高さ×幅(cm)	25cm×21cm×13cm

コンパクトサイズのバーキン25はちょっとした外出などにも利用できる可愛いサイズ感になっています。
マチが広いので、スマホだけでなく長財布も収まるので安心です。
定番の黒やグレー系のカラーだけでなく、ビビッドカラーのアイテムも人気があります。

バーキン30

素材	定価/値段	値上げ前	値上げ率
トゴ	1,639,000円	1,474,000円	約11.2%（+165,000円）
トリヨンクレマンス	1,639,000円	1,474,000円	約11.2%（+165,000円）
エプソン	1,606,000円	1,452,000円	約10.6%（+154,000円）
ニロティカス		6,853,000円

横幅×高さ×幅(cm)	30cm×22cm×16cm

ジャパンサイズともいわれているバーキン30。日本人の体格とも合っていて、使いやすいサイズ感が人気です。
手帳やタブレットも入る収納とハンドルの長さにゆとりがあるので、腕を通して持ち歩けるのも特徴です。

バーキン35

素材	定価/値段	値上げ前	値上げ率
トゴ	1,804,000円	1,628,000円	約10.8%（+176,000円）
トリヨンクレマンス	1,804,000円	1,628,000円	約10.8%（+176,000円）
エプソン	1,738,000円

横幅×高さ×幅(cm)	35cm×27cm×18cm

外国人の体格にも合っているのがバーキン35。世界的にスタンダードなサイズ感になっています。
B5サイズのアイテムが収納でき、500mlペットボトルも入るのもこのサイズです。ビジネスシーンでも利用でき、普段から収納が多い人にもおすすめしたいバーキンです。

バーキン40

素材	定価/値段	値上げ前	値上げ率
トゴ	1,947,000円	1,760,000円	約10.6%（+187,000円）
トリヨンクレマンス	1,947,000円	1,760,000円	約10.6%（+187,000円）
エプソン	1,738,000円

横幅×高さ×幅(cm)	40cm×29cm×21cm

A4サイズのアイテムも収まる男性にもおすすめのバーキン40。
国内のバーキンでは最大サイズになり、1泊ほどの小旅行なら十分に余裕のあるサイズ感になります。
海外のセレブなどはあえて大きなサイズのバーキンを使う人もいるので、バーキンを主役にコーディネートしたい人におすすめです。

バーキンの値上げが継続中

2023年は1月25日に値上げが行われ、商品によって7%から10%程度の値上がりを行なっています。

ここ数年の値上げ時期を見てみると、2021年が『3月1日』と年1回だったのに比べて、昨年2022年は『2月』と『8月』の2回の価格改定が行われています。
特にバーキン25cmのトゴ素材の国内定価が約116万円（税抜価格）から現在は約134万円（税抜価格）に上昇しており、20万近い価格の上昇は相場高騰の一因になっています。

また、2020年から新型コロナウイルスの感染拡大により、原材料の不足・高騰などで経済活動が停滞しました。エルメスも原材料の不足などもあり、バーキンの供給量が減少しました。
バーキン自体が希少性の高いアイテムであるため、需要と供給のバランスが急速に需要側に偏ったことが価格高騰の大きな原因になっています。

2023年も依然として需要が高いバーキンですので、年内に再度、値上がりする可能性はありそうです。