2024年04月15日

エルメスのボリードの定価はどれくらい？現在値上がり中？

1 エルメスのボリードとはどのようなもの？
- 1.1 長い歴史を誇る
- 1.2 はじめてのファスナー式バッグ
2 人気のバッグ・ボリードの定価はどれくらい？
3 ボリードの定価は値上がり中？価格改定は？
- 3.1 2023年1月の価格改定
- 3.2 2024年2月の価格改定
4 ボリードの魅力をご紹介！
5 まとめ

多くのセレブや著名人に愛用されてきた海外トップブランドのエルメス。職人技が光るエルメスのハイクオリティ・バッグの中で最も長い歴史を刻んできたモデルが「ボリード」です。
エルメスのボリードが誕生した経緯、ボリードの特徴や魅力、ボリードの現時点の定価や価格改定などについて詳しく解説いたします。

エルメスのボリードとはどのようなもの？

エルメスのバッグはケリーやバーキンがよく知られていますが、伝統や新規性の面ではボリードに勝るものはないと考えられています。数ある有名なエルメスのバッグの中で、ボリードとはどのような特徴があるのでしょうか？

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長い歴史を誇る

1984年に発表されたバーキンと比べると、さらに60年ほど前に遡った1923年にエルメスのボリードは世に誕生しています。ただし発売時点では「ブガッティ」と呼ばれていて、「走る宝石」と例えられたフランスの高級自動車と同じ名前でした。約100年間の長い歴史を誇るボリードは、バーキンやケリー同様に、現在でもエルメスのハイクオリティ・バッグとして人気を誇っています。

はじめてのファスナー式バッグ

ボリードは当時としては画期的なファスナー技術を導入し、自動車移動時の利便性を想定して作られたバッグです。
米国製ジッパーが軍用車のボンネット開閉に使われているのをエルメス創業者の孫がカナダ訪問時に目にしてから、ヨーロッパでの独占権を取得し、エルメスがはじめてファスナー付きバッグを採用しました。

人気のバッグ・ボリードの定価はどれくらい？

人気の高いバッグであるエルメスのボリードの定価について、2024年2月時点での最新情報をご紹介します。

エプソンのボリード27

ボリード27は横幅27cm高さ19.5cm奥行9.5cmで、小ぶりなサイズながら手帳や長財布などを入れられます。定番商品として人気が高いモデルです。

品名	素材	定価
ボリード27	エプソン(雄の仔牛レザー革目型押し)	1,063,700円

トリヨンクレマンスのボリード31

横幅31cm高さ23cm奥行14cmのボリード31は、大き過ぎず十分な収納力があり、デイリー使用に向いています。

品名	素材	定価
ボリード31	トリヨンクレマンス(定番素材の雄牛レザー)	1,430,000円

エプソンのボリード1923 25

ボリード1923は1923年デザインの復刻版です。通常のボリードと比較して、下記のように異なる特徴が4点ありますが、市場では根強い人気があります。

ファスナー位置が深め
ハンドル（取っ手）が短め
正面のサイドステッチがない
楕円形のネームタグ(マカロン)がない

ボリードの定価は値上がり中？価格改定は？

エルメスの代表的バッグであるボリードは最近では毎年のように価格が改定されています。定価がどれくらい変動しているか2023年からの推移を詳しく説明いたします。

2023年1月の価格改定

2022年2月の価格改定の後、2023年1月25日は定価が大きく改定され、各モデルともに大幅値上げとなりました。例えば人気を集めているボリード27はほぼ11％も値上がりして、812,900円から905,300円へ価格が上昇しました。

2024年2月の価格改定

さらに2024年2月1日にも価格改定が実施されて、16〜17％程度の実質値上げが実施されています。主要モデルの価格推移と値上げ率は次のとおりです。

品名	2024年2月改定	2023年1月改定	値上げ率（約）
ボリード27（エプソン）	1,063,700円	905,300円	17.5％
ボリード31（トリヨンクレマンス）	1,430,000円	1,221,000円	17.1％
ボリード1923 25（エプソン）	1,100,000円	941,600円	16.8％
ボリード1923 30（エプソン）	1,298,000円	1,111,000円	16.8％

ボリードの魅力をご紹介！

高価でありながらも世界中で長く愛され続けるボリードですが、その魅力はどんなところにあるのでしょうか。ここからは、エルメスの高い技術と長年培ってきた伝統を継承するバッグ・ボリードの魅力を3つご紹介します。

①高級ブランドのバッグ

エルメスといえば高級ブランドのイメージが強く、女性なら誰もが憧れるバッグとして有名です。ボリードはエルメスのバッグの中で最も歴史が古く、特別な存在として現代まで受け継がれてきました。熟練技を持つ職人たちの手によって作られるボリードは、ハイクオリティでハイグレードを備えた超一流のバッグとして非常に希少性が高いのです。

②機能的かつ美しい

ボリードは初のジッパー付きバッグとして有名ですが、車で移動時に揺れても中身がこぼれ出ない上に盗難防止にも役立ちます。マチが広めで収納量が多く、2Wayのショルダーストラップ(取り外し可能)や内ポケット付きで、大変機能的に作られています。シンプルながらも丸みを持つ全体的にバランスの取れた形状で、素材、色、金具なども厳選されているため高級感があり、上品で美しいデザインです。

③種類が豊富

ボリードはサイズ・素材・カラーなど幅広く展開されています。サイズは15cm、21cm、27cm、31cm、35cm（発売当初は37cm）、45cm（発売当初は47cm）の6種あります。ボリード1923の場合は25cm、30cmになります。素材は、型押しならエプソンやトリヨンクレマンス、スムースレザーならスイフトが代表的です。また、カラーの種類も豊富ですが、フォーマルな雰囲気を好む方なら落ち着きのある黒やグレー系がおすすめです。

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まとめ

トップブランドにふさわしく長い歴史と高品質を受け継いできた人気のボリードですが、美しいデザインに加えて機能性の高さが大変魅力的です。また、サイズ・素材・カラーなどの種類が豊富なのも特徴の一つです。エルメスでは2023年1月の価格改定に続いて、2024年2月1日にも改定が実施されました。ここ数年でボリードの値上げ率が急上昇し、この1年では定価が16〜17％増になっています。
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