ケリーバッグは何色が人気?色の種類と買取相場についても解説
エルメスを代表する、エレガントで上品なケリーバッグ。カラーや素材によって、コーデの雰囲気もガラリと変わるものです。飽きがこないケリーのデザインは、年代や流行に左右されず、多くの女性から愛されています。今回は、そのケリーらしさを感じられる特徴や、相場についてご紹介していきます。
エルメスのケリーとは
ケリーバッグは発売当初、サック・ア・クロアと呼ばれており、1935年から販売されました。後の1955年、エルメスからモナコの王妃であるグレース・ケリーへバッグをプレゼントし、妊娠中のお腹をパパラッチから咄嗟に隠した際に使用したバッグとして有名になったのです。元ハリウッド女優だったグレース・ケリーは、マリリン・モンローに並ぶほどの人気があり、そのケリーの愛用するバッグとして知れ渡り、1956年にケリーバッグという名前に改名されました。
ケリーバッグのなかでも人気の色は?
ケリーバッグにはサイズが幅広く展開されており、用途に合わせて選ぶことが可能で、人気カラーもそれぞれ異なります。メインバッグとして使いやすいのは25サイズや28サイズでブラック、ゴールド、エトゥープなど、いろんなコーデに合わせやすく人気です。
また、コンパクトでチャーミングなミニケリーは、オレンジやブルージーンなど、アクセサリー感覚でお洒落に取り入れやすく、人気があります。いずれも競争率が激しく、入手困難なバッグです。
ケリーバッグの特徴
こだわりが詰まったケリーバック。その代表的な特徴を3つご紹介いたします。
1.台形フォルム
ケリーバッグの底面には4つの鋲がついており、型崩れしにくく自立することができ、安定しています。強度や機能面にも優れているため、日常使いでも活躍できます。
また、25サイズからはショルダーストラップが付属されているので、シーンによって使い分けが可能です。ワンハンドルになっており、中が見えないようにフラップがついていて、エレガントな印象です。
2.内縫いと外縫いの2種類から選べる
内縫いとは、バッグ本体のフチが内側に織り込まれている仕様です。全体的に柔らかい印象で、素材の美しさも際立ち、カジュアルに使用できます。
対して外側に裁縫されている外縫いは、四隅がカッチリとした印象から、フォーマルな場でも活躍します。それぞれフォルムが異なり、雰囲気もガラリと変わるので、ご自身のイメージや使い方に合わせて選ぶことができます。
3.色と素材が豊富
エルメスはカラーが豊富で、その数は200種類以上あるといわれており、素材も30種類以上とさまざまなバリエーションが展開されています。金具は高級感のあるゴールドや、落ち着いた印象のあるシルバーが多く流通しており、その他マットゴールドやマットシルバーなどもありますが、限定的な生産アイテムのため希少が高くてなかなかお目にかかれません。
ケリーバッグの色の種類は?
エルメスの革製品で使用されているカラーは、なんと200種類以上も存在し、そのバリエーションは今後もさらに増えていくことでしょう。その中で、5つの色系統に分けてみました。ぜひ参考にしてみてください。
定番色 | モノトーン | ピンク | オレンジ | その他 |
---|---|---|---|---|
・エトゥープ | ・ホワイト | ・ローズサクラ | ・オレンジ | ・ジョーヌナプル |
・ゴールド | ・クレ | ・ローズアザレ | ・オレンジポピー | ・ルージュカザック |
・ブラック | ・グリアスファルト | ・フューシャピンク | ・フー | ・ブルージーン |
ケリーの相場は色で変わる?
ケリーは1935年の発売以来、原材料の高騰による価格改定や円安が進み、供給が需要に追い付かないほどの人気ぶりであることから希少価値も上がり続けています。そのため、買取市場でも値上がり傾向にあり、なかでも買取価格が高い商品として、定番カラーのブラック、グレー、ブラウン系の需要が高いです。また、25サイズや28サイズは持ち運びに適度な規格であるため、高値で取引きされます。
眠っているブランド品は買取へ
今回は、エルメスのケリーバッグについてご紹介いたしました。皆様のお手元に、眠っているブランド品はございませんか?もしかしたらそれは、希少価値が上がっているアイテムかもしれませんよ。
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