時計の外装仕上げとは

購入したばかりの新品の時計は輝きを放っていますが、何年間も使い続けていると気づかないうちに輝きを失ってしまうこともあるでしょう。

しかし、なぜ時計の光沢が失われてしまうのでしょうか。場合によっては、外装仕上げを検討することで、購入当時に近い輝きを取り戻すことができます。

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輝きが失われる原因

時計のケースやベルトなどの金属部分は、使い続けるうちに小さな傷が付いてしまいます。小傷が付く原因の多くは、日常利用に関係していることが多くなっています。

例えば、布などで時計の表面を磨きますと、紛れ込んだ小さなほこりが傷をつけることがあります。
また、落下や衝突によって小傷が付くことも珍しくはなく、輝きを失う原因となるのです。

外装仕上げの目的

以上のように、時計の金属ケースやベルトなどは使用していれば細かな傷が付くのは避けられないでしょう。
しかし、時計の外装を磨くことで新品同様の輝きを取り戻すことができます。

外装仕上げとは、外装を様々な種類のバフを使って研磨・仕上げ処理を施す作業のことを言います。
傷を除去し、鏡面仕上げ、ヘアライン仕上げを行い、購入当時とほぼ同じ状態に仕上げます。

ケースやベルトの細かな傷を除去し、再度輝きを取り戻すことが外装仕上げの目的です。

外装仕上げの方法

基本的に、以下の流れで外装仕上げを行います。

  • 傷の確認
  • 外装の分解
  • 外装の下洗い
  • 傷取り
  • 仕上げ磨き
  • 外装の洗浄
  • 外装の組み立て

まず最初に傷の位置、深さ、幅を見ます。あまりに傷が深いと、磨いても傷は残りますので最初に必ず確認をします。
その後にムーブメントを取り出し、ベルト、ベゼル、ガラス、プッシュボタン類を取り外していきます。

分解したパーツを超音波洗浄で汚れを落としてから、研磨が始まります。
最初に荒バフを使用して傷を消し、その後、ヘアラインや鏡面など仕上げの種類ごとに磨いていきます。

仕上げの工程が終わったら、磨いた際にこびりついた研磨剤を超音波洗浄で落とします。
洗浄が終わったら、水分を完全に乾燥させ、組み立てて完成です。

外装仕上げにも限界がある?

では、外装仕上げを行えば、時計は新品のように輝きを取り戻すのでしょうか?
実は絶対に輝きが戻るとは限らないのです。外装仕上げにも限界があります。

外装仕上げを依頼する際は傷の大きさ・深さに注意しなければいけません。大半の小さい傷は除去することが可能ですが、深い傷になると除去できず、研磨しても傷が取りのぞけない場合もあります。

時計をぶつけたりして付いた打痕も、除去できない場合が考えられます。極力目立たないようにすることはできても、完全に消せないことがあるので注意しましょう。

外装仕上げはALLU WATCH REPAIRへ

ALLU WATCH REPAIRでは毎月多くの時計修理のご依頼いただいております。
その中でも外装仕上げは特に好評をいただいております。実際にALLU WATCH REPAIRをご利用いただいたお客様の声をご紹介いたします。

初めての時計修理をALLU WATCH REPAIRさんにお願いする事にしました。
最初は少し不安もありましたが、とても丁寧な対応と迅速な修理をして頂き満足しております。
新品同様な位綺麗な仕上がりでした。ありがとうございました。

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外装仕上げは高額な設備投資、専門のポリッシャーの確保が必要になるため、通常の時計修理会社は数名程度の小規模で行っていたり、外部委託をしていることが多いですが、ALLU WATCH REPAIRでは10名以上のポリッシャーが在籍し、最新の設備を導入することによって、高品質な外装仕上げを毎月多く対応することが可能です。


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