ロレックスの廃盤モデルを紹介！今後の予想も

ロレックスの廃番モデルには、どのようなものがあるのか詳しく知りたい人もいるのではないでしょうか。お手元にロレックスがあるけど、これが廃盤なのか知りたい人もいるかもしれません。

ロレックスの廃番モデルは希少性の高さからコレクターの注目を集め、最終品番モデルは高値で取引されています。そこでこの記事では、ロレックスの廃番モデルを一覧表にまとめ、その希少性や価値などを詳しく解説していきます。

後悔しない中古ロレックスの購入方法なども知れるので、是非最後までご覧ください。

ロレックス廃盤モデル「最終品番」とは

廃盤ロレックスの一覧を確認する前に、まず「最終品番」について押さえておきましょう。

ロレックスにおける廃盤モデルの最終品番とは、生産終了直前に製造された製品に付けられた品番のことです。

特定モデルの生産終了直前に作られたことが希少性を生み、市場では通常の製品より高値で取引されます。

2010年以前に生産されたロレックスを持っている場合、品番は、以下の方法で確認できます。

1. ロレックスのブレスレットを外す
2. 6時の位置に刻印されている品番を確認

ブレスレットを外すには、「ばね棒外し」が必要です。ホームセンター・100円均一・ネットなどで事前に準備しておきましょう。

ブレスレットを外したら、6時の位置に品番・12時の位置にはリファレンス（Ref）と呼ばれる型番が刻印されています。

なお2011年以降に生産された製品はランダム品番となっており、品番から製造時期を推測することはできなくなりました。

ロレックス廃盤モデルまとめ

廃盤モデルの一覧を表にまとめました。

廃盤モデルとリファレンス（Ref）と言われる型番、及び生産終了年・最終品番が確認できます。

最終品番に関して、ランダム品番で確認できないものは「－」としています。

※1：一部例外あり
※2：一部廃盤

お手元のロレックスが最終品番の場合、高く買取される可能性があるので確認してみてください。

品番は2010年までの製造の場合は、ブレスレットを外した6時の位置に刻印されています。
※2011年以降の製造の場合、品番から製造年の推測はできません。

ロレックス廃盤モデルの価値

ここではロレックスの廃盤モデルの価値を、以下の観点から解説します。

• 価格高騰の理由
• 注目の廃盤モデル
• 将来の廃盤予想モデル
• 投資価値

それぞれ順番に見ていきましょう。

価格高騰の理由

ロレックスは、販売直後と廃盤後に価格が高騰する傾向があります。これは需給のバランスが崩れ、需要が大幅に増えることが原因です。特に廃盤の値動きにその傾向が顕著に現れます。

廃盤による供給のストップが、コレクターやコアファンの所有欲を高め、廃盤となる人気モデルに人気が集中し価格が高騰するのです。

注目の廃盤モデル

ここではその中でも、特に注目の人気廃盤モデルをご紹介します。

グリーンサブマリーナー（Ref.16610LV）はサブナリナー誕生50周年記念モデルで、ロレックスが記念モデルにグリーンを採用する先駆けとなったモデルです。

サブマリーナーが防水性能300mなのに対し、防水性能1220mを誇るプロ仕様モデルのシードゥエラー4000（Ref.116600）は、生産期間が3年と短く希少価値の高いモデル。

圧倒的人気「コスモス・グラフ」の第5世代にあたるデイトナ（Ref.116520）は、待望の自社製クロノグラフムーブメント搭載の初モデルとして有名です。

将来の廃盤予想モデル

ここでは、将来的に廃盤になることが予想される注目モデルを2つご紹介します。

GMTマスターⅡ（Ref.116710LN）は、1955年にパン・アメリカン航空との共同開発により発売されたモデルです。2ヵ国の時間を表示できる画期的なモデルとなっています。

初のチタンモデルとして2008年に発売されたシードゥエラーディープシーDブルー
は、量産型の機械式腕時計の中では世界最高峰の3900m防水性能を実現したモデルです。

廃盤となった場合は価格の高騰も予測されるので、お手元に該当のモデルがある方は値動きをチェックしておきましょう。

投資価値

廃盤モデルは、供給の少なさから価格が高騰する傾向があります。また、その高騰を見込んで廃盤モデルを購入する「ロレックス投資」もあり、供給不足に拍車をかけることも珍しくありません。

将来的に廃盤が予想されるモデルを、市場価格が上がる前に投資目的で購入するのも、資産形成の一つの方法と言って良いでしょう。

廃盤モデルを中古で購入する時のポイント

ここでは廃盤モデルの中古を購入するポイントを、店選びから実際に購入するまで順に解説します。

1. 信頼できる販売店の選び方
2. 中古ロレックスの5つの評価ポイント
3. 時計のコンディションを確認
4. 購入前の最終チェックポイント

信頼できる販売店の選び方

ロレックスの廃番モデルを中古で購入する場合、まずは信頼できる販売店を見つけましょう。その際の判断基準は以下の4点です。

• 価格は相場価格と離れていないか
• 買取会社の創業は古いか
• 返品が可能か
• 実店舗はあるか

ネットショッピングのサイトなどを確認することで、お目当てのロレックスの中古相場をある程度把握することができます。市場相場と乖離しておらず、それよりも安い店舗を探してみましょう。

買取会社の創業が古く、地域から支持されている店舗は信頼性が高く、適性価格で販売している可能性が高いです。

また返品に関しては「1週間以内に不具合が起きたら」などの理由が必要ない店を選ぶと安心です。その際に実店舗があると買取店は、トラブルや保証の対応がしやすいのでおすすめです。

中古ロレックスの5つの評価ポイント

店舗を選んだら、次は中古ロレックスを選んでいきます。その際は次の5つの評価ポイントを押さえておきましょう。

ロレックスは、同じモデル・型番でも品番やレア文字盤など、様々な要素で価格が大きく変わるのが特徴です。市場価格と乖離する場合は理由を確認してみましょう。

オーバーホールに関しては、通常1回3万～7万円かかるので、購入の際は必ずチェックしてください。

ただ、生産されて間もないモデルなどはオーバーホールの必要がないケースもあります。次のオーバーホールまでの期間を、購入の際に確認してみると良いでしょう。

時計のコンディションを確認

ロレックスの評価するポイントを押さえたら、実際に時計を選んでみましょう。
その際には以下の5点に注意して時計のコンデションを確認してください。

これらを確認することで、販売の際には高い価格での買取が期待できます。

購入前の最終チェックポイント

中古品購入の際は、店舗独自の保証内容やアフターサービスの内容が重要です。購入前の最終チェックポイントとして、もう一度これらを確認しておきましょう。

購入意思を確定する前に、念のため価格動向・在庫状況を再確認してから購入すると、後悔のないお買い物ができるのでおすすめです。

廃盤となったロレックスを売却希望の方は是非「なんぼや」へ

廃盤となったロレックスは、定価より価値が上がる傾向があります。もしかしたら倉庫やタンスに眠っている廃盤ロレックスは、実はコアファンにとって憧れの的かもしれません。現在お持ちのロレックスの価値が知りたい方や、売却を希望される方は、是非「なんぼや」に一度ご相談ください。