頻度や価格は?オメガ腕時計のオーバーホールについて
機械式時計は定期的なオーバーホールを行うことで長持ちさせることができます。オメガの腕時計もオーバーホールを行うことが大切です。こちらでは、オメガのオーバーホールの頻度や価格について解説します。
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オメガのオーバーホールはどれくらいの頻度で行うべき?
オーバーホールの適正頻度は、モデルによって異なります。ただし、5~8年に一度のペースでオーバーホールを行うのが一般的です。現行モデルに関しては、メーカーからもこの頻度でオーバーホールを行うことが推奨されています。
通常、機械式の時計は3~4年に一度の頻度でオーバーホールを行うことが求められます。一方、オメガの場合は「コーアクシャル」という独自の脱進機を搭載することで、高い耐久性を実現しているのです。
コーアクシャル機構とは、ムーブメントの構成要素のひとつである「アンクル」の爪を少なくすることで、内部の摩擦を軽減する機構です。1999年の限定モデルから実装され、現行モデルでは第三世代のコーアクシャル機構が搭載されています。現在、オメガのモデルはほとんどがコーアクシャル搭載機となっています。
ただし、コーアクシャル非搭載のモデルに関しては、通常の機械式時計と同じように3~4年に一度の頻度でオーバーホールを行うのが好ましいでしょう。また、古いモデルも経年劣化が進みやすいため、3~4年に一度を目安にオーバーホールを行うことをおすすめします。
オメガのオーバーホール方法と価格
オメガのオーバーホールをする場合、メーカーの正規サービスを利用する方法と、それ以外の民間業者のサービスを利用する方法があります。
以下では、それぞれの方法について解説します。
メーカーの正規サービスでオーバーホールする
オメガは、「コンプリートメンテナンス」という正規の修理サービスを提供しています。精度や防水性、摩耗した部品の交換まで徹底した対応をしてくれるサービスであり、最も信頼性が高いオーバーホールです。
コンプリートメンテナンスの価格はクロノグラフとクロノグラフ以外、貴金属と非貴金属、クォーツとメカニカルなど条件によって異なります。
・クロノグラフ以外
非貴金属素材 | 貴金属素材 | ||
---|---|---|---|
クォーツ | メカニカル | クォーツ | メカニカル |
57,200円(税込) | 70,400円(税込) | 70,400円(税込) | 83,600円(税込) |
・クロノグラフ
非貴金属素材 | 貴金属素材 | ||
---|---|---|---|
クォーツ | メカニカル | クォーツ | メカニカル |
63,800円(税込) | 95,700円(税込) | 89,100円(税込) | 121,000円(税込) |
※トゥールビヨンやポケットウォッチなど特殊な機構の時計は、127,600円の費用が発生します。
※直営ではない正規販売店に依頼しますと、10%の手数料が発生する場合があります。
民間業者のサービスでオーバーホールする
オメガはシンプルな設計をコンセプトとしており、部品も流通量が多いため、正規ではない民間の業者にもオーバーホールを依頼できます。業者によって価格は異なりますが、おおむね正規の価格の半額~7割が目安です。
価格の面を考えると魅力的な選択肢です。ただし、正規のサービスとは異なり、業者によって品質にばらつきがあります。信頼できる民間業者を見つけることが大切です。
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まとめ
定期的にオーバーホールを行ってきたオメガの時計は、古いものでも価値があります。大切にされてきたオメガの時計の売却をお考えなら、「なんぼや」の買取サービスをご利用ください。お客様にご満足いただけるように、おもてなしの心で査定させていただきます。