GMTマスターと関わりの深いチャック・イェーガーとは?
世界で初めて音速の壁を超えた天才パイロット、チャック・イェーガー。彼はロレックス好きとして広く知られています。
そのことを受けて、ロレックスとザ・リアルマッコイズ社のコラボにより、ロレックスのGMTマスターからチャック・イェーガーモデルが発売されるなど、ロレックスとチャック・イェーガーの間には非常に深い関わり合いが存在します。
両者の関係を歴史的快挙に紐づけて詳しくご紹介します。
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マッハ1.0の音速の壁を超えた男
GMTマスターと関わりの深い人物であるチャック・イェーガーは、1923年に生まれ、18歳の頃にアメリカの陸軍航空軍の一兵卒として入隊し、生涯かけてアメリカの軍人として生を全うした人物です。
1943年にパイロットの資格を取得後、数多くの戦闘に参加した彼は1度の出撃で5機の戦闘機を撃墜するなど多くの功績を収め、彼の操縦技術が高く評価されたことで、1947年10月14日にNASAの前身であるNACAによって行われた高速飛行計画のテストパイロットに選任されました。
XS-1と呼ばれる戦闘機に乗り、9回目のチャレンジにしてマッハの世界に到達。彼がたたき出したマッハ1.06の記録は人類初の快挙であり、その後も同年11月にマッハ1.36、1948年3月にマッハ1.45と次々と記録を塗り替え、“伝説の飛行士”として現在まで語り継がれています。
チャック・イェーガーとGMTマスター
世界で初めて音速の壁を超えた時、チャック・イェーガーの腕にはオイスターパーペチュアルの時計がつけられており、この時から彼とロレックスの間には親密な関係がありました。
そして、音速を超えた記念すべき日から50年後となる1997年10月14日に、彼は再び音速の壁に挑戦。
この時、ロレックスが敬意を表し製造した特注品、チャック・イェーガーモデル(GMTマスター)が彼の腕につけられていたのです。
また、同モデルは後にロレックスとザ・リアルマッコイズ社のコラボのもと、ダブルネームとして本数限定で一般向けに販売されるようになりました。
このように、ロレックスはチャック・イェーガーの記録達成に援助し、彼もまたロレックスの名声を世界中に伝える広告塔として互いに貢献し合うなど、長年にわたり両者の間には強い繋がりが存在していたのです。
GMTマスターのチャック・イェーガーモデル
チャック・イェーガーモデルは、GMTマスターIのRef.16700(赤青ベゼル・黒ベゼル)、GMTマスターIIのRef.16710(黒赤ベゼル)からそれぞれ50本ずつ販売され、また、1999年にはセカンドモデルとして裏蓋の刻印が異なるなどマイナーチェンジが加えられ150本ずつ製造・販売されました。
これらの限定モデルは既存モデルと比べてデザイン上の大きな相違は見られないものの、文字盤上にチャック・イェーガーの名である「CHUCK YEAGER」、ザ・リアルマッコイズの社名である「THE REAL McCOY’S」が刻まれています。
さらに、裏蓋には飛行機(戦闘機)のマークが刻まれているなど、限定品ならではのデザインに仕上げられています。
このように、チャック・イェーガーがロレックスファンであったこと、歴史的快挙を達成したことをキッカケに両者の間に非常に強いつながりが形成されていったのです。
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