後悔しないグランドセイコーの腕時計選び!事前に知るべきデメリットとは?
グランドセイコーがどのような腕時計ブランドなのかを知っておけば、購入の際のヒントになります。また、正しい認識の元で買えれば、後悔もしないでしょう。
それを踏まえて、ここではあえてグランドセイコーのデメリットとも取れる点について解説します。一般的に、グランドセイコーには以下のようなイメージがあります。
- デザインが目立ちにくい
- 時計好きの人に人気
- 高額な部類に入る
- 資産価値やステータス性が低い
上記はすべて間違いではありません。しかし、必ずしもすべてがデメリットであるかと言えばそうではなく、それは“人による”というのが正解です。詳しく見ていきましょう。
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シンプルなデザインが物足りないことも
グランドセイコーの腕時計は、シンプルなデザインが多い傾向にあります。そのため、他の高級時計に比べると地味な印象を受けるかもしれまえせん。
しかし、デザインというのは人それぞれの好みによるところが大きいですし、シンプルだからといってダサいということは決してありません。主張の少ないデザインが逆にシックでかっこいい、と感じる人もいらっしゃいます。
また、華美な装飾がないということは、さまざまな場面で使いやすいということ。ビジネスシーンはもちろん、カジュアル使いにも最適。その意味では、メリットとも言えるでしょう。
高級時計に分類される価格帯でもコスパ良し?
グランドセイコーの腕時計は、安くても数十万円からの価格設定です。決して安いとは言えない金額ですので、気軽に買えるものではありません。
しかし、時計好きの人からすると、同ブランドは非常にコスパが良いとも言われています。その理由は、職人が一つひとつ手作りで製作を行うことで実現する圧倒的な品質にあります。
実際のところ、グランドセイコーと同じ品質・機能を持った高級時計と比べれば、同ブランドのモデルは安価な部類に入ります。もちろん、高い時計には品質・機能以外の付加価値があるからこそ高額にはなっているのですが、単にスペックでコスパを比較してみれば、グランドセイコーはかなりの優等生と言えるでしょう。
ステータスよりも実用性を求める方におすすめ
最後に認知度の部分を掘り下げてみましょう。たとえばロレックスやオメガといった海外時計ブランドに比べると、グランドセイコーの名前はそこまで知られていない、というのが事実です。セイコーも広告活動に力を入れ、認知度向上を図ってはいるのですが、高級時計の代名詞に仲間入りするのにはまだまだ時間がかかるでしょう。
ただし、前述のとおりグラインドセイコーの品質自体は決してその他の高級時計に劣るものではありません。むしろ、時計好きから高い評価を得ているということは“知る人ぞ知る名品”であるとも言えるのです。腕時計にはステータスではなく実用性を求める、という方にとって、これほど最適な時計もありません。
投資商品としての資産価値は低い
最後に、投資商品として見たグランドセイコーについても見ていきましょう。実際のところ、同ブランドのモデルが定価以上の買取になったケースはほぼ無いようです。そのため、値上げを期待して購入すると後悔することになるでしょう。
ただし、全般的にリセールバリューが高いというのも、グランドセイコーの特徴です。時計の中古買取価格はおおよそ定価の10%が相場とされています。一方、グランドセイコーは定価の半額程度の値が付くことも珍しくありません。
まとめ
たとえば、高級時計を投資商品として見ていたり、誰かに自慢したいと考えたりする方の場合、グランドセイコーの購入は後悔につながるおそれがあります。一方、普段使いができる長寿命の一生物の時計が欲しいと考えているのであれば、グランドセイコーを選ぶことで大きな満足感を得られるでしょう。
このように、時計を選ぶ際は、ご自身が何に価値を感じるかをしっかり考えることが大切です。後悔をしないよう、じっくりご自身と向き合ってみてください。