デイトジャストの人気の色やケースサイズは?需要の高いモデルの特徴
ロレックスのドレスラインを代表する、「デイトジャスト」。その優れた機能性とデザイン性の高さから、登場以来絶大な人気を誇り、世界中で広く愛されている人気モデルです。しかし、デイトジャストは種類が非常に多く、人気のある色やケースサイズも多岐にわたります。今回は、デイトジャストの魅力や種類、人気モデルの特徴についてご紹介します。
デイトジャストとは?
デイトジャストは、ロレックス創立40周年にあたる1945年に発表されました。「デイトジャスト」は、ロレックスの三大発明の一つである、日付のクイックチェンジ機構のことです。今では腕時計の定番機能の一つである日付のクイックチェンジや、文字盤の3時の位置にデイト窓を置いたレイアウトは、デイトジャストが始まりです。
販売当時から時計愛好家をはじめ多くの方から支持され、今なお進化を続けています。
デイトジャストの種類について
デイトジャストの最大の特徴ともいえるのが、その種類の豊富さです。ケースサイズや文字盤のデザイン、ベゼル、色、素材、インデックスなど、組み合わせ次第で数百種にも及びます。ここでは、デイトジャストの種類について項目ごとにご紹介していきます。
デイトジャストのケースサイズ
デイトジャストのケースサイズは、現行では大きく4種類に分けられます。メンズのデイトジャスト41(41mm)とデイトジャスト36(36mm)、ボーイズのデイトジャスト31(31mm)とレディデイトジャスト(28mm)です。過去にレディースの26mmもありましたが、現在は生産終了しています。
デイトジャストのデザインコード
デイトジャストのデザインコードは、ドレッシーかスポーティーの2種類に分けられます。デイトジャストといえば、フルーテッドベゼルやジュビリーブレスレットを備えたドレッシーなデザインコードをイメージする方も多いのではないでしょうか。
スポーティーは、スムースなベゼルに3列のオイスターブレスレットのものを指します。デイトジャストは、ほかにもそれぞれがミックスされたデザインのものも存在します。
デイトジャストの素材
素材は、ステンレススティール、オールイエローゴールド、プラチナ、ステンレススティールとゴールドを組み合わせたロレゾールなどがあります。ロレゾールはロレックスが作った造語で、ステンレススティールと18Kゴールドを組み合わせたコンビモデルです。さまざまな素材が使われていますが、コンビが主流です。
デイトジャストの文字盤・インデックス
デイトジャストは、文字盤やインデックスデザインも非常に多くのバリエーションがあります。文字盤は、ブラックやゴールドなどの定番カラーはもちろん、コンピューターやモザイク、シェル、メテオライトなど個性豊かなラインナップも。インデックスデザインも、ダイヤモンドや宝石をあしらったものから、アラビア文字、バーなどさまざまなデザインがあります。
需要の高いデイトジャストの特徴
デイトジャストはバリエーションが多すぎるため、人気も割れやすい傾向にあります。個々の好みに左右される部分も多く、人気ランキングを作成するのは難しいでしょう。ただ、需要が多い傾向にあるモデルはいくつか存在するため、その特徴をご紹介します。
スポーティーモデル
最近は、ロレックスに限らず、ステンレススティール製のスポーティーなモデルに人気が集中しています。そのため金無垢やコンビよりもステンレススティール製の、スムースベゼル×オイスターブレスレットのデイトジャストが人気といえるでしょう。
最新世代のムーブメント搭載モデル
デイトジャストの120000代のリファレンスがついている個体は、最新世代のムーブメントCal.3200番台のムーブメントが搭載されています。自動巻きで約70時間のパワーリザーブなど、高性能な最新モデルは信頼性の高さから需要が集まります。
特別仕様のモデル
デイトジャストは、過去に何度か通常のデザインコードとは異なる個体をリリースしています。2004年から10年間のみ生産されていた、「ターノグラフ」がその代表格です。ターノグラフは、回転ベゼル搭載の珍しいデイトジャストで、どういった経緯で誕生したのかがはっきりとわかっていません。そのミステリアスさとわずか10年で生産終了となった希少性から注目が集まり、需要が高まっています。
まとめ
人気のデイトジャストの種類や魅力、需要の高いモデルの特徴などをご紹介しました。デイトジャストは豊富なバリエーションと機能性が特徴で、誕生以来世界中で愛されている人気のドレスウォッチです。需要が衰えることがないため、資産価値も高いといえるでしょう。気になるモデルのデイトジャストがあれば、ぜひ購入を検討してみてください。