物づくりへの努力と情熱から生まれる、世界のカシオ
カシオというと、どの製品を思い浮かべますか?
電卓、時計、カメラ、プリンター…カシオはデジタル分野でとても多くの製品を生み出し続けています。
そんな日本の一流メーカー、カシオの歴史と製品について知っていきましょう。
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努力と情熱から生まれる、世界のカシオ
樫尾四兄弟が築いてきた歴史
946年、東京都三鷹市に樫尾製作所が誕生しました。
創業者は樫尾忠雄。このころはまだ小さな町工場でしたが、腕のいい工場として評判でした。
1957年には世界初の小型純電気計算機「カシオ14-A」を商品化。カシオ計算機株式会社を設立します。
当時、計算機というと歯車で動き、とても大きく何百万円もするものでした。
しかし開発に携わった樫尾四兄弟と呼ばれる忠雄・俊雄・和雄・幸雄は、数年の時をかけて電子化・小型化・低価格化させてカシオ14-Aを発表し、会社を軌道にのせます。
その後も世界初のプログラム付き電子式卓上計算機や、パーソナル電卓「カシオミニ」などを発表し大ヒット。一躍電卓業界のトップの座に君臨しました。
そして1974年には時計事業に進出。
電卓事業で培った技術を生かし、世界初のフルオートカレンダーを搭載した時計「カシオトロン」を発売します。
その後も楽器やパソコン、テレビ、プリンター、カメラ、携帯電話など様々な事業に進出して国内外で大きな成功を収めました。
カシオというブランド
「今買うな、カシオがきっと、何かやる」
糸井重里氏の萬流コピーで「ワープロ」のお題で作られ、有名になった言葉です。
カシオというブランドは昔から、それまで高価で手を出しづらかった製品を『低価格・シンプルな性能・小型化』して発売してきました。
新しく市場に出た高価な製品も、カシオが参入することで一般層にシンプルな形で広まり、一大ブームを起こすのです。
それは樫尾四兄弟が創業時から続けてきた、物づくりへの挑戦と情熱が成し得るもの。
他社ができないことを、カシオならやってくれるかも…そんな気持ちが多くの人の胸にあります。
カシオのブランドロゴは、本来「樫尾」をローマ字表記した「KASHIO」ではなく「CASIO」と表記されます。
これは創業当時から、いずれ世界に羽ばたく企業へと成長する思いからつけられました。
その思いの通り今では『世界のカシオ』として、世界中の人々から愛されるブランドとなっています。
カシオの時計分野の成長
カシオのファッションアイテムというと、時計です。
ブランドには、耐衝撃性に優れた「ジーショック」、アウトドア向けの「プロトレック」、チタン性で耐久性に優れた「オシアナス」、メタルウォッチの「エディフィス」、女性向けのメタルウォッチ「シーン」があります
特に国内外にカシオの時計を広めたが、ジーショックです。
「重力(Gravity)の衝撃(Shock)に耐える時計」という由来で名づけられた通り、耐衝撃性が一番の売り。
当初は日本では売れていなかったジーショックですが、北米で頑丈さを全面に出したCMを流したところ、過酷な環境で仕事をする層を中心に爆発的ヒット。
その後、その評判が伝わった1997年に日本でも240万個が売れるブームが起き、現在に至るまで現場仕事をする層にはジーショックが定番となっています。
もちろんファッションとしても10代~20代を中心にジーショックは人気です。
世界的な有名アーティストやスポーツ選手とコラボした限定モデルは、プレミア価格で取引されています。
昨今では海外で第二のジーショックブームが到来して過去最高の出荷数を記録するなど、勢いは衰えを見せていません。
まとめ
物づくりへのこだわりから生まれるカシオの製品は、その実用性・信頼できる品質・手に入りやすい価格から、創業30周年の現在も世界中の多くの人々に愛されています。
世界に誇れる日本企業の製品を、これからも愛用したいものですね。
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