ロレックス007で使われたボンドウォッチ!時計の相場も含めてご紹介
映画『007』シリーズは、主役のジェームズ・ボンドの活躍もさることながら、彼が身に着けている小物や車などが注目されます。なかでも、毎度使用される高級時計は人々の憧れの的にもなり、コレクターからも熱い視線がそそがれます。そこでこちらでは、『007』で使用されたボンドウォッチの一部をご紹介します。
ロレックス007 サブマリーナー REF.6538
ショーン・コネリーがジェームス・ボンドを務めた作品で身につけていたのが、ロレックスのサブマリーナーです。流通した時代や外観上の特徴から、恐らくRef.6538であろうと言われています。
登場作品
・ドクター・ノオ (Dr. No)
・ロシアより愛をこめて (From Russia with Love)
・ゴールドフィンガー (Goldfinger)
・サンダーボール作戦 (Thunderball)
中古相場
流通量が極めて少なく、買取に関する情報がほとんどありません。海外の販売サイトでの取引価格は400~4,800万円と状態によって大きく差があります。
ロレックス007 クロノグラフREF.6238
クロノグラフはロレックスの代表モデルである「デイトナ」の前身であり、「プレデイトナ」とも呼ばれています。スーツに合うデザインだったことから、「女王陛下の007」で採用されたと伝えられています。
登場作品
・女王陛下の007 (On Her Majesty’s Secret Service)
中古相場
流通量の少なさから、相場の情報がほとんどないモデルです。日本の買取店では、1,700,000~2,000,000円の値がつけられています。
ロレックス007 サブマリーナー REF.5513
ロジャー・ムーアがジェームス・ボンドを務めた作品では、いくつかサブマリーナーのRef.5513がアップになっているシーンがあります。ロレックスファンの間でも名機として名高いモデルです。
登場作品
・死ぬのは奴らだ (Live and Let Die)
・黄金銃を持つ男 (The Man with the Golden Gun)
中古相場
「なんぼや」では、Ref.5513を1,320,000円で買い取らせていただいた実績があります。
ロレックス007 サブマリーナー REF.16610
ティモシー・ダルトンが演じたジェームス・ボンドはサブマリーナーのRef.16610を着用していました。「消されたライセンス」は水中のシーンが多く、ダイバーズウォッチとしての性能が生かされています。
登場作品
・消されたライセンス (License to Kill)
中古相場
「なんぼや」では、Ref.16610を1,001,000~1,540,000円で買い取らせていただいた実績があります。
オメガ シーマスター REF.2541.80
ダニエル・クレイグがジェーム・ボンドを演じている近年の作品では、オメガが採用されるようになりました。実際に「オメガ」という社名がセリフで登場する作品もあり、腕時計業界にとって007作品がいかに高い宣伝があるかが伺えます。
登場作品
・ゴールデンアイ (Golden Eye)
・トゥモロー・ネバー・ダイ (Tomorrow Never Dies)
・ワールド・イズ・ノット・イナフ (The World Is Not Enough)
・ダイ・アナザー・デイ (Die Another Day)
中古相場
シーマスター REF.2541.80は歴代ボンドウォッチのなかでも比較的安価であり、中古市場でも大変人気。すぐに売り切れるケースも少なくありません。なお、中古での買取価格相場は7万円前後です。
ロレックス007まとめ
今回は、歴代ボンドウォッチの一部をご紹介いたしました。ロレックスやオメガなどの有名ブランドが中心でしたが、劇中ではこのほかにもタグ・ホイヤーやブライトリング、セイコー、ハミルトンといったブランド時計も登場しています。『007』シリーズを鑑賞する際には、ぜひジェームズ・ボンドの手元にもご注目ください。