12金(K12)
今日の1gあたりの買取相場価格
金の含有率50%というバランスを持つ12金(K12)は、その耐久性や加工性の高さが魅力です。また、資産としての価値も十分であり、高価で取引されるケースも少なくありません。「なんぼや」では、12金のアイテムの買取にも対応しています。それぞれのアイテムが持つ価値をしっかりと見極めた上で買取金額をご提示しておりますので、ぜひ安心してお持ち込みください。
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金貨などに使われる12金(K12)の価値や特徴は?
金は古くから人々を魅了し続けてきた貴重な金属でした。そのなかでも今回は、12金(K12)について詳しく取り上げます。12金の魅力や特性、それが使用されるアイテム、さらにはその人気の理由について解説していきますので、ぜひご覧ください。
12金とは
金の純度は24分率で表現されることが一般的です。この24分率とは、金の純度を示すための指標であり、24という数字は金を100%含んでいる状態、つまり純金を意味します。
一方、12金とはこの24分率の半分、すなわち金の含有率が50%であることを示します。具体的には、アイテム全体の50%が金であり、残りの50%は銀や銅、パラジウムといった他の金属で構成されています。
では、なぜこのような合金が作られるのでしょうか。それは、金自体は非常に柔らかい性質を持っており、そのままの状態では日常的に使うアクセサリーや品物としては簡単に傷ついてしまうためです。その欠点を補うため、他の金属を混ぜ合わせることでより頑丈な物質を作り出せるのです。なお、12金は日本では珍しく、古いアクセサリーでしか見かけることはありません。
12金と純金の違い
金の価値や魅力を理解するためには、その純度や特性に注目する必要があります。特に、12金と純金にはそれぞれ異なる魅力や用途があり、金製品の選択や購入を考える上で非常に重要なポイントとなりえます。ここでは、12金と純金の主な違いについて詳しく見ていきましょう。
金の含有率
純金は金の含有率が100%のものを指します。前述のとおり、24分率で24を示すことから、その純度を示すために「24金」とも呼ばれます。一方、12金は24分率の中で12の部分を占めるため、金の含有率は50%です。残りの50%は、銀や銅、パラジウムなどの他の金属で構成されています。
物理的特性
金は非常に柔らかい性質を持っています。そのため、純金は傷つきやすく、形が変わりやすいという特性があります。一方、12金は他の金属との合金であるため、純金よりも硬度が高まります。これにより、日常生活での使用においても耐久性が向上。アクセサリーなどに適した素材になります。
色と輝き
純金は独特の輝きを放ち、高級感が感じられる色合いを持っています。対して12金は金の含有率が半分であるため、純金よりもやや淡い色味を持っています。しかし、金特有の輝きは十分に感じられるため、アクセサリーとしても十分に美しさが際立ちます。
価値
純金は金の含有率が100%であるため、高い価格を誇ります。金相場と同等の評価を受けられるため、資産的価値も大きいと言えるでしょう。一方、12金は金の含有率が半分のため、純金に比べて価値は下がります。ただし、製品として見た場合には“価格が手頃”という評価を受けることも多く、アクセサリーや装飾品を購入する際の選択肢として12金を選ぶ人も少なくありません。
12金が使用されるアイテム
12金はアクセサリー等以外にも、特に海外の金貨で使われてきた歴史があります。以下で、12金が使用されるアイテムの一部をご紹介します。
バハマ・50ドル金貨
バハマドルのなかでも注目されるのが12金で造られた50ドル金貨です。1973年、バハマがイギリスから独立した記念として、特別なデザインの金貨が発行されました。フラミンゴ2頭とエリザベス2世の肖像が特徴的。1973年度に限定して2種類が発行されました。なお、アメリカの金所有制限により、アメリカ市民はこの貨幣を購入できなかったという経緯があります。
ケイマン諸島 50ドル金貨
ケイマン諸島50ドル金貨は、戴冠式25周年を記念して、1953-1978年に発行されていました。品位は12金です。表面には笏の絵柄、裏面にはエリザベスⅡ世の肖像がデザインされています。
アクセサリー
他の品位に比べて12金のアクセサリーは数が多くないものの、ネックレスやブレスレットの装飾としても用いられるケースがあります。
12金のアイテムが人気の理由
12金の最大の魅力は、金本来の輝きを保ちつつも、より耐久性が増し、手頃な価格で手に入れることができる点です。このバランスの良さが、多くの人々に選ばれる理由となっています。以下、12金のアイテムがなぜ高い人気を誇るのか、その主要な理由を詳しく見ていきましょう。
絶妙なバランス
12金は、純金に比べて価格が手頃である一方で、その輝きや質感には高級感があります。リーズナブルな価格で本物の金の魅力を楽しめる、という点で多くの人々から支持を受けています。
耐久性
金は柔らかい性質を持っていますが、12金はその半分が他の金属で構成されているため、純金よりも硬度が高くなります。日常的に使用するアクセサリーや装飾品においては、この耐久性は非常に魅力的な要素となっています。
多様なデザイン性
12金は加工性が高いため、さまざまなデザインのアクセサリーやアイテムを造り出せます。購入する側としても、自分の好みやスタイルに合わせて、豊富なデザインを選べるのが人気の理由です。
カラーゴールドとしての魅力
12金は純金とは異なる色合いを持っています。なかでも、混ぜ合わせる金属を調整することで色味を整えたカラーゴールドは、独特の魅力を持ちます。
投資対象としての価値
金相場の状況次第では、12金であってもその価値は十分です。そのため、投資対象として12金のアイテムを所持している方もいらっしゃいます。
12金アイテムの売却は「なんぼや」へ
バハマの50ドル金貨のような歴史的なアイテムや、アクセサリーにも使用される12金。そのバランスの良さと価値から多くの人々に愛され続けています。
売却を検討される際には、ぜひ「なんぼや」へご来店ください。それぞれのアイテムが持つ価値について正しく見極め、適正な買取価格をご提示いたします。
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今日の相場価格に対する専門家のコメント
2024年5月16日(木)のNY金先物は反落となりました。米新規失業保険申請件数の減少が労働市場の堅調さを示していると受け止められ、ドル建て金価格は戻り売り優勢の展開から上昇を抑えられました。外国為替市場ではドル円が一時153円台中盤まで円高進行したものの、その後は一転して円安方向に切り返し、東京市場ドル円は155円前半から中盤の水準で推移しています。
投稿日時| 2024年5月17日(金) 08:55
(2024年5月6日週)
(2024年4月)
(2023年5月)
2024年5月17日(金)のプラチナは17円下落。5営業日振りの反発となったが微減にとどまった。NYダウが一時4万ドルを超えるも失速したことで、大規模上昇の調整局面も兼ねてプラチナも確定売りが進んだ。とはいえインゴット5,700円台は維持しており、空前の高騰が続く。引き続き上昇期待の半導体関連各社の決算に牽引され、今後も上昇予測が高いだろう。
投稿日時| 2024年5月17日(金) 09:44
(2024年5月6日週)
(2024年4月)
(2023年5月)
5月17日(金)の銀相場は156円と1円上昇し、3日間連続で過去最高値の更新となりました。昨日は、ニューヨーク株式市場の終値は昨日より下落したものの、ダウが一時4万ドルを記録したことが、銀価格に影響したと考えられます。
投稿日時| 2024年5月17日(金) 10:19
(2024年5月6日週)
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