修理事例 モーリスラクロア ポントス PT6088 AT パワーリザーブの外装研磨
こんにちは。ALLU WATCH REPAIRの内田です。
本日はモーリスラクロア ポントス PT6088 AT パワーリザーブの外装研磨をご紹介します。
今回のお客様のご依頼内容は、
・全体傷が多いのできれいにしてほしい
・ヘアライン部分がわからない状態なので入れ直してほしいとの内容でした。
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全体的に使用傷が多く、特にブレスの鏡面部分に多く傷が見られました。
本来ヘアラインであるはずの両端と中央のコマは、
鏡面部分と見分けがつかなくなっています。
それでは、傷をきれいに取ってヘアラインをしっかりいれていきましょう!
まずは写真のようにヘアライン部分にマスキング(保護)をしてから、
鏡面部分を磨いていきます。
傷が取れたら、磨いた鏡面部分にマスキング(保護)をして、ヘアラインを入れ直します。
次にケースの研磨作業を行っていきます。
ベゼルの傷はハードボードを使い、面が丸くならないよう取っていきます。
※ベゼルはケースから外して作業を行います。
ラグのヘアラインは、面が狭いので紙やすりを使用し手作業でヘアラインを入れていきます!
すべてのパーツの研磨が完了し、研磨剤を落とすため洗浄を行い、
ケーシングと組立を終えて修理完了です!
研磨前と研磨後で見比べてみましょう。
研磨前(左)・研磨後(右)
修理料金
外装研磨 20,000円
全体の使用傷が取れ、綺麗になりましたね!
ブレス部分はヘアラインと鏡面の対比がハッキリわかるようになりました。
弊社では、オーバーホールとセットで外装研磨をご依頼いただけますと、
外装研磨(セット料金) 10,000円でお受けしております。