腕時計の修理事例 ロレックス エアキング 14000 キャリバー3035のオーバーホール

修理事例 ロレックス エアキング 14000 キャリバー3035

こんにちは!
ALLU WATCH REPAIRのkimです。

本日はロレックス エアキング 14000 キャリバー3035のオーバーホールをご紹介いたします。

===========================
お客様からのご相談内容は、

・時計が時々動かなくなる

・時計からカラカラと音がする

・一度、時計を落としてしまった

とのことでした。
===========================
早速、時計の中身を確認していきましょう!
機械内部 ルビーの破片① 機械内部 ルビーの破片②
時計の部品に使われているルビーの破片が散らばっていました!

このルビーは、テンプ(時計の心臓部)の軸である天真を保護するため、

時計において耐震装置と呼ばれる機構の一部です。

ルビーのかけらがケースの壁面にくっつき、

自動巻きのための回転錘と擦れ合ってカラカラと音がしていたようです。

またテンプ(時計の心臓部)がスムーズに動かなくなるため、時計が止まったりもします。
機械内部 ルビー交換前 機械内部 ルビー交換後
ルビーは新しいものへ交換を行い、

時計のケースは、中のムーブメントを取り出して、超音波洗浄機に入れて綺麗にします。

時計の外装を綺麗にしつつ、

中のムーブメントの分解洗浄、組み立て注油をしてオーバーホール完了です。
洗浄後のケース 機械内部 オーバーホール完了後
修理料金
機械式2、3針オーバーホール 29,000円
部品代(耐震装置の穴石+受け石) 6000円~
保証期間・・・・1年間

弊社では外装研磨も行っており、

オーバーホールとセットで行うと、10,000円でお受けできます。

ご愛用されている腕時計を長くご使用されるためにも、

ALLU WATCH REPAIRでは、定期的なメンテナンスをおすすめいたします。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください