腕時計の修理事例 オメガ シーマスター プロフェッショナル 2254.50の外装研磨

修理事例 オメガ シーマスター プロフェッショナ 2254.50 AT

こんにちは。
ALLU WATCH REPAIRの遠藤です。

本日はオメガ シーマスター プロフェッショナ 2254.50 ATの外装研磨をご紹介いたします。

オメガ 全体(研磨前)

お客様から、『ベゼルを特に綺麗にしてほしい』とお預かりいたしました。

ベゼルは正面から見て目立つ部分ですので、気になる方も多いと思います。

▼ベゼルの状態(研磨前)
オメガ ベゼルの状態(研磨前)
▼側面から見たケースの状態(研磨前)
オメガ 側面から見たケースの状態(研磨前)
ヘアライン仕上げであるベゼル部分とケース側面が、

使用傷によって黒光りして見えます。

黒光りがよくわからない・・・という方は、

研磨後を見れば、どういうことかわかると思います(^^)

最後に研磨前・研磨後の比較写真を載せているので、ぜひご覧ください!

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まずは、ブレスの研磨から説明していきます!

ブレスサイドの傷は、フェルトとバフで取っていきます。

▼バフを使ってブレスを磨く様子です。
ブレス バフを使って磨く様子
ブレス上面とバックルの傷は、弾性砥石で傷を取り、

スコッチで新しいラインを入れます。
バックル スコッチを使って磨く様子
まっすぐラインが入ったら、ブレスとバックルの研磨は作業完了です!

次に、ケースの研磨に移ります。

ケースサイド、ベゼルの傷はペーパーバフで取ります。

▼ケース横のカーブにペーパーバフを当て磨いている様子です。
ケース ペーパーバフを使って磨く様子
リューズ側のカーブ部分やベゼルの細かい部分は、

風合いを損なわないよう、カーブに合う道具を使って傷取りをしています。

それでは、研磨前と研磨後の写真をご覧ください(^^)

気になっていたベゼルはどうでしょうか?

研磨前(左)・研磨後(右)
ベゼル 研磨前 ベゼル 研磨後
研磨前と比べると、綺麗にラインが入って白さのある仕上がりになりましたね!

改めて研磨前を見ると、黒光りの状態がよくわかると思います。

ケースを横から見た図も比べてみました。

研磨前(左)・研磨後(右)
ケース横 研磨前 ケース横 研磨後
しっかりメリハリが出て、ベゼルの形も綺麗に整えることができました!

次にブレス・バックルの仕上がりも見ていきましょう。

研磨前(左)・研磨後(右)
ブレス 研磨前 ブレス 研磨後
バックル 研磨前 バックル 研磨後
こちらも見違えるほど、綺麗な仕上がりになりましたね。

修理料金
外装研磨 20,000円
※オーバーホールとセットで外装研磨(セット料金) 10,000円でお受けいたします。

使用傷によって元のデザインが損なわれた時計をお持ちの方は、

ぜひ一度、ALLU WATCH REPAIRへご相談ください。

弊社では無期限の無料点検アフターサービスを実施しております。

弊社で修理した時計(電池交換などオーバーホール以外の修理も含む)は、いつでも内部点検・外装洗浄・防水試験を無料で実施いたします。

LINEでの簡易見積り宅配申込も行っておりますので、ぜひご利用ください。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください