腕時計の修理事例 ブライトリング クロノマットのオーバーホール

はじめまして!
ALLU WATCH REPAIRの岡田です。

今回は ブライトリング クロノマットエボリューション A13356  の修理事例をご紹介していきます!

 

今回のお客様からのご依頼は、

「5年以上メンテナンスしておらず、1日持たずに止まる、プッシュボタンの操作が重たい」とのことでお預かりいたしました。

症状を確認したところ、精度が不安定ですぐに止まってしまい、クロノグラフのボタン操作も固い状態でした。

古くなった油がこびりつき、金属粉が歯車やクロノグラフパーツに付着し、

これらが原因で精度不良や動作不良になっていました(>_<)!!

こちらが内部の写真になります。金属粉がすごいですね…。

お客様にご了承いただき、早速オーバーホールの開始です。

こびりついた油と金属粉を綺麗に落としていきます!

左の画像で見られる黒い金属粉や油汚れを洗浄・組立て、

そして新しい油をつけると右の写真のようにピカピカになります(*^^*)/

ゼンマイも劣化していたので交換し、プッシュボタンで行うスタート・ストップ・リセット操作も本来の動きに戻りました!

持続時間も2日以上動くようになり、今回は最低限の部品交換で修理することができました。

修理料金
オーバーホール 39,000円
ゼンマイ交換   3,000円

自動車も同じようにオイル交換やメンテナンスを行わないと壊れてしまいます。

時計も同様オーバーホールを行わないと壊れてしまい、部品の交換が必要になってしまいます。

時計の状態や、ご使用状況にもよりますが約3年~5年以内でオーバーホールを行うことをお勧めいたします。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください