ぶつけたり、事故によってできる凹み『打痕』や、金属の経年劣化による『ひび割れ』など、外装の状態が良くない時計もあるかと思いますが、実はなんと『レーザー溶接』という技術で修復することができます。
実際にどのような不具合を直すことができるのか、『レーザー溶接でできること』をご紹介いたします。
オメガスピードマスター ~打痕の修復~
ラグ裏にある打痕が、とても気になりますが、レーザー溶接で肉盛りし、研磨できれいに磨くことによって、気になる打痕がきれいになります。
メーカーへ修理を依頼した場合、ケース(時計の外見)ごと交換での対応となるため、 修理費用は約30万円~、修理期間は数か月~半年という可能性もあります。
ヴィンテージロレックス ~ブレスレットのひび割れ~
ブレスレットのひび割れも溶接修理を行います。
ひび割れ箇所をレーザー溶接で埋めてから磨くことによって、右の写真のように修復することができます。
ヴィンテージ品のため、ブレスレット自体の入手が難しく、 手に入ったとしてもかなりの高額!おそらく20万円は下らない費用がかかります…。
ロレックス ~バックル破損~
上記のようなバックルの破損も、ちぎれた箇所を溶接によって、修復が可能です。
こちらもロレックスで金無垢のため、 メーカーへ交換依頼を行った場合、修理代金は相当の金額になります。
まとめ
以上、3点の溶接修理をご紹介させていただきました!
通常ですと、メーカーでの交換が必須な状態でも、レーザー溶接でかなりリカバーできることを知っていただけたかと思います。
こういった修理作業により、様々な時計を復活させていますので、ALLU WATCH REPAIRの時計技師にお任せください。