腕時計の修理事例 ロレックス オイスターパーペチュアル デイトジャスト 68273 ボーイズのオーバーホール

こんにちは!ALLU WATCH REPAIRのKimです。

本日はロレックス 68273 デイトジャストの修理を行いましたのでご紹介します。

ALLU WATCH REPAIRにご来店されたお客様から、

『カレンダーが上手く切替わらない』『カレンダーが半目で止ってしまう

という不具合がみられるとのことでお預かりいたしました。

お預かりした時計を点検してみると、確かにロレックスのデイトジャストといえば通常、

12時付近で翌日に瞬時に変わるカレンダーが数字の半分のところで止まってしまう現象が起きていました!

なので、カレンダーを変更する部品付近を分解し点検してみることにします。

破損箇所などを確認するため時計を分解して中を見てみると…。

部品の破損はありませんでいたが、カレンダーの裏とカレンダー送り車の座に油が流れてしまっているのが確認出来ました。

このように長期の使用により油が流れ出てしまうこともあるんですね!

では、カレンダーとカレンダー送り車の座を綺麗に洗浄して、取り付け直します。

これで正常にカレンダーが変わるようになりました。他の部品も破損箇所や不具合を確認しながら分解洗浄を行い作業が完了になります。

修理料金
オーバーホール 29,000円

今回修理いたしましたカレンダー不具合などの症状が出たまま長期使用なさいますと、

流れ出た油が劣化し部品に負荷がかかった結果、破損の原因に繋がってしまいますので、

ALLU WATCH REPAIRのでは約3年~5年でのオーバーホールをおすすめしています!

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください