修理事例 オメガ スピードマスター 3513.50.00 クロノグラフ AT
こんにちは!
ALLU WATCH REPAIRの小林です。
本日はオメガ スピードマスター 3513.50.00の外装研磨をご紹介いたします。
お客様から、全体の傷取りとロゴ部分の梨地直しをご依頼いただきました。
梨地部分というのは、写真で囲った部分です。
ひっかき傷のようなものがついていて、光ってしまっています。
その他の傷の状態も確認しておきます!
側面
ブレス
全体的に傷や打痕が多くありますね。
それではまず、ケースの研磨から解説していきます!
ケースのラグ部分は鏡面になっています。
その部分をフェルトやバフで傷を取りながら光らせます。
側面のヘアラインはサンドペーパーでまっすぐに入れ直します。
リューズ側は手作業です。
続いて、ブレスの研磨です。
ご依頼いただいているバックルのロゴ部分は、
まわりをマスキングしサンドブラスターをかけて梨地を復活させます。
ブレス上面は、弾性砥石で傷を取り、
スコッチでヘアラインを入れて仕上げます。
残った鏡面部分を、バフでしっかり磨きます。
研磨を終えたら、研磨剤や汚れを洗浄し、
元の状態に組み立てたら、作業完了です!
こちらが研磨後になります。研磨前と見比べてみてください!
研磨前(左)・研磨後(右)
鏡面には輝きが戻り、梨地もきれいに蘇りましたね!(^^)
修理料金
外装研磨 20,000円
外装を磨くだけではなく、このように梨地の風合いも蘇らせることができるので
お持ちの腕時計で気になる箇所があれば、まずはお気軽にALLU WATCH REPAIRへご相談ください!
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弊社では無期限の無料点検アフターサービスを実施しております。
弊社で修理した時計(電池交換などオーバーホール以外の修理も含む)は、いつでも内部点検・外装洗浄・防水試験を無料で実施いたします。
LINEでの簡易見積りや宅配申込も行っておりますので、ぜひご利用ください。