腕時計の修理事例 ロレックス ヨットマスターⅡ 116689 キャリバー4160のベゼル修理

修理事例 ロレックス ヨットマスターⅡ 116689 キャリバー4160

こんにちは!
ALLU WATCH REPAIRの林です。

今回は、ロレックス ヨットマスターⅡ 116689 キャリバー4160の修理をご紹介いたします。

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お客様からのご相談内容は、

時計を落としてしまい、ベゼルが正常に動かなくなった

とのことでした。
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ヨットマスターⅡは、ベゼルを90°動かしてからリューズを回すことによって、

カウントダウン分針の位置を切り替える機能が備わっています。

今回はこの機能が使えなくなってしまっている状態でした

まず、ベゼルを専用の工具を使って外し、中の機構を確認してみました。

ベゼル プッシュボタン部分(内部)

状態をよく確認すると、2時側のプッシュボタンの一部がベゼルと干渉していました

これが原因で、ベゼルが動かなくなったようです。

本来、ケースに固定されているプッシュボタンの位置が回っており、ずれていました

プッシュボタン(修正前)

一度、プッシュボタンを取り外してから、再度正常な位置に取り付け直しました。

プッシュボタン(修正前)

これによりプッシュボタンの干渉がなくなり、

スムーズにベゼルが回転するようになりました!

修理料金 
ベゼル修理 ¥6,000~

今回の修理は特殊モデルの珍しいトラブルですが、ご相談いただければ対応が可能な場合があります。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください