エルメスのトラベルバッグ メゾンエルメスのバッグは旅行用カバンから始まった?
エルメスのトラベルバッグ 旅行用カバンから始まるエルメスのバッグの歴史
今やメゾンの主力商品とも言えるバッグですが、エルメスがもともとは馬具工房からスタートしたことはご存知の方も多いのではないでしょうか。
そんなエルメス(HERMES)が最初に手掛けたバッグは、バーキンの原型となった1892年に発表されたサック・オータクロア。
元々は馬の鞍入れだったバッグを元に製作されたバッグです。
当時主流だった馬車に変わり自動車の時代が来る、それを予見して製作された旅行用のバッグでした。
3代目のエミール・モーリス・エルメスは、先見の明がありエルメスを大きく発展させた人物として知られていますが、彼は自動車の普及による移動時間の短縮で人々がこぞって旅行に出かける時代が来ると予測していたのです。
エルメスというメゾンの歴史を見てみると「エルメスと旅行」というのは馬車の時代から続く互いに深い結びつきのある関係と言えるかもしれません。
時計「ケープコッド」に見られるように、エルメスの作品にはバッグに限らず「旅」というキーワードやコンセプトが度々登場するのは、そういった歴史的背景があるからなんですね。
エルメス最新の人気トラベルバッグ
そんな旅とゆかりのあるメゾン、エルメス(HERMES)ではトラベルバッグとしてカートタイプのキャリーバッグも製作してきました。
人気シリーズのエールライン、そしてアカプルコからいずれもキャンバス×カーフ素材のキャリーバッグが発表されています。
しかし、なんといってもいまエルメスのイチ押しトラベルバッグは
「カレーシュ・エクスプレス」でしょう。
このカレーシュ・エクスプレスのために新たにオリジナルのキャンバス地を開発したというほど、エルメスの製作意欲を感じさせるモデルです。
こちらの新素材は従来のキャンバス地に比べて40%もの軽量化に成功しました。
アート・ディレクターのクーリ・ジョベールが「エルメスのDNAに組み込まれたラゲージ」と表現したほどのエルメス渾身の自信作です。
イチ押しのトラベルバッグ「カレーシュ・エクスプレス」のスペック
サイズ: スモールとミディアムの2サイズ
カラー: シックなグラファイト-エトゥープ/エベンヌと、
爽やかなエクリュ-エトゥープ/フォーヴ
旅行や出張の多い方は、ぜひこのエルメスの最新作のトラベルバッグを体感されてみてはいかがでしょうか?
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