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エルメスのフールトゥとエールライン 変わらぬ人気バッグ

エルメスのフールトゥとエールライン 変わらぬ人気バッグ

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エルメスのバッグといえば、「バーキン」や「ケリー」が有名ですが、トートバッグとして人気を博したのが「フールトゥ」「エールライン」です。どちらも高級感のあるエルメスのバッグの中で普段使いがしやすいバッグとして価格も比較的安価だったこともあり、非常に人気がありました。

バッグ名 発売時期 生産終了 中古価格
フールトゥ 1998年 2006年 約5,000〜45,000円前後
エールライン 1998年 2006年 約6,000〜40,000円前後

2024年10月現在では、「フールトゥ」「エールライン」どちらも廃盤になっていますが、中古市場でも需要が高い2つのバッグを今日はご紹介していきます。

エルメス フールトゥとは

1998年にエルメスでは初めてのコットン・キャンバス素材を採用したシリーズです。2006年に惜しまれながら廃盤となりましたが、現在でも中古市場では根強い人気を誇っています。
ストライプ柄のハンドルが特徴なフールトゥは、エルメスのカジュアルラインとして年齢性別を問わず愛されています。エルメスの代表的なバッグ「バーキン」や「ケリー」などの高級バッグと比較すると手の届きやすい価格帯であることも人気の理由です。フールトゥの多くは、2万円以下で購入することができます。ただし、オールレザーやハーフレザーを使用したモデルの場合には、希少性の高さから10万円以上の値がついているものもあります。

サイズ 寸法/重さ 定価(キャンバス生地)
フールトゥPM 22×30×8cm/約340g 52,500円
フールトゥMM 32×43×10cm/約650g 79,800円
フールトゥGM 35×47×15cm/約650g 86,100円

※定価については廃盤までに変動していますのでおよその価格になります

「フールトゥPM」は最も小さいサイズのタイプで縦長のデザインになっています。日常使いがしやすくなっており、ちょっとした外出などに使えるサイズ感になります。
A4サイズの物は「フールトゥMM」がオススメです。素材やカラーの種類が豊富なのがMMサイズで、ビジネスシーンにも使いやすい汎用性の広いサイズです。
「フールトゥGM」は小旅行にも使える大き目のサイズになっており、外側には6つのオープンポケットがあるのが特徴です。

エルメス フールトゥの特徴

エルメスのフールトゥは見た目は普通のバッグという印象を持たれるアイテムです。それほどブランド特有の重々しさがなく、気軽に使えるバッグなのです。しかしながら、エルメス(HERMES)が作った製品ですので、荷物の容量と、頑丈さには定評があります。
バッグのスタイルは手提げタイプが最も多くなっていますが、中にはショルダータイプの物もあり、欲しい人のニーズが取り込まれています。大抵のサイズは雑誌くらいであれば容易に収納できるため、買い物のお供にする人も多いようです。また、仕事に使う道具を入れて通勤したりする人も多く、たくさんの人に好まれているバッグとなっています。
エルメスのバッグは、女性向けの物が多い印象がありますが、こちらのフールトゥは、男性でも気軽に持てる様なカジュアルな外見で性別を問わず人気の商品です。また、大人だけでなく学生にも気軽に持ってもらえるバッグとしても知られており、エルメスの中でも人気のシリーズです。

フールトゥを選ぶポイント

シンプルなデザインが魅力のフールトゥ。そんなフールトゥには、タイプやカラーなど豊富なバリエーションがあります。ここからは、フールトゥを選ぶポイントについて紹介します。
タイプで選ぶ

トートタイプ

フールトゥの定番であるトートタイプは、普段使いに最適です。バッグの中身が一目で確認できる横長タイプで、出し入れのしやすさも魅力です。カジュアルなコーディネートに合わせやすく日常使いにおすすめです。

カバスタイプ

横長のトートタイプに比べてカバスは縦長になっています。底が深いため、A4ファイルや、ペットボトル、や水筒などを縦に収納できるのも魅力です。スマートな形状のため電車などの公共交通機関でも邪魔になりにくく、通学や通勤のサブバッグとしてもおすすめです。

バサスタイプ

バサスは、ショルダーバッグになっています。両手が開くので安全に持ち歩くことができ、子育て世代にもおすすめです。カジュアルな印象が強いショルダーバッグですが、フールトゥは落ち着いた色味も多く、スーツスタイルなどビジネスシーンにも合わせやすいです。
カラーで選ぶ

ベーシックカラー

ブラックやグレーベージュなどの落ち着いたカラーは、シーンを問わずどんなコーディネートにも合わせやすいです。男性にも人気があり、通勤バッグとしても最適です。コットン・キャンバス地が定番のフールトゥは耐久性も高く、特にブラックカラーは汚れも目立ちにくく、長く楽しむことができます。

カラフルなカラー

レッドやオレンジ、カーキ、パープルなど、カラフルなカラーはカジュアルなシーンに最適です。コーディネートのアクセントとしても使え、華やかな雰囲気を演出します。

バイカラー・マルチカラー

単色のイメージが強いフールトゥですが、バイカラーやマルチカラーのアイテムも。レッドやカーキとブラックを組み合わせたバイカラーは、目を引くデザインでありながら落ち着いた色味が印象的です。淡くカラフルな色味とさまざまな柄を組み合わせたマルチカラーは、全体を華やかな印象にしてくれます。

エルメス エールラインとは

エールラインはフールトゥと同じ1998年に生産されたキャンバストートバッグになります。順序としてはフールトゥよりも後に生産されたのがエールラインです。硬めのナイロン生地を素材に使っており、水や摩擦に強く、しわができにくいため、耐久性が高く、普段使いしやすいことから人気になりました。カラーもグレーとブラウンのシックな色合いでビジネスシーンでも使いやすいのが特徴になっています。

サイズ 寸法/重さ 定価(キャンバス生地)
エールラインPM 24×31×8cm/約370g 97,200円
エールラインMM 33×42×12cm/約750g 95,400円
エールラインGM 35×47×15cm/約970g 117,600円
エールラインTGM 42×57×27cm/約1500g 120,000円

※定価については廃盤までに変動していますのでおよその価格になります

エルメスのバッグの中で比較的手の届きやすい価格になっており、それまでの『エルメスのバッグ=高級感』から『普段使いもできるバッグ』として人気になりました。エールラインはトートバッグでありながら開口部分にファスナーが搭載されており、なおかつキーもある珍しいトートバッグになっています。
カラーはグレーとブラウンの2色の展開になっており、豊富なサイズ展開と「エールラインアド」「エールラインポシェット」などリュック型・ポシェット型と派生バッグも多く出ました。

エルメスの人気バッグ・フールトゥのサイズ

フールトゥのトートタイプは、カラーと同様にサイズ展開も豊富です。ここからは、フールトゥのそれぞれのサイズについて詳しく紹介します。

小さめでも美しい、エルメスバッグ・フールトゥPM

横幅22cm、高さ30cmの一般的な手提げバッグの大きさです。このサイズだけではなくフールトゥ全体の特徴として、縦長になったフォルムが際立ち、シルエットが美しく見えます。コンパクトなサイズですが、お財布やスマホなどの貴重品はもちろん、日常的に使う身の回り品はしっかり収納することができます。そのため、デイリー使いにおすすめなサイズです。
小さめでも美しい、エルメスバッグ・フールトゥPM

男女共に一番人気のエルメスバッグ・フールトゥMM

横幅32cm、高さ43cmとPMよりも少し高くなったサイズです。このサイズになると基本的になんでも入る大きさになるので、買い物の際には便利です。また、お出掛けの際に必要な物を詰め込むのにも役立つ、持っていて損の無いサイズとなっています。ほかにもポケットが多数付いていることから利便性も高く、自分好みに使えるバッグとなっています。そのため、男女共に一番人気があるサイズとなっており、フールトゥの中でも長らく人気の絶えないアイテムです。
エルメスバッグ・フールトゥGMは旅行用としても使えるサイズ
横幅35cm高さ47cmの一番大きなサイズで、ショルダーバッグとしても利用できます。一番の特徴としてはマチの部分に付けられたホックで、これは元々形を保つためにあるのですが、もちろん外して使用することもできます。外すと容量が増え、もっと使い勝手が良くなるはずです。旅行用としても申し分ないサイズです。

前述したカバス、バサスのサイズは以下の通りです。
カバス:縦36cm×横30cm×奥行き7.5cm
バサス:縦31cm×横40cm×奥行き8cm

エルメスの人気バッグ・フールトゥの素材

現在は廃盤となったフールトゥですが、中古市場では高い人気を博しています。ここからは、フールトゥの素材について紹介します。

コットン100%のキャンバス地

初期から3代目までのフールトゥは、コットン100%の素材を使用しています。分厚く、耐久性が高いことが魅力です。

トワルアッシュ

廃盤前最後のモデルとなった4代目のモデル、通称「ニューフールトゥ」に採用されている生地がトワルアッシュです。トワルアッシュは、コットンとヘンプの2種類を織り込んだ素材で、丈夫かつ摩擦に強い特徴を持っています。コットン100%よりも耐久性に優れ、エルメスのベーシックなキャンパス素材としても知られています。

レザー

雄仔牛の皮である「トゴ」が使用されることの多いレザー生地は、柔らかく扱いやすいのが特徴。エルメスのバッグにもよく使われている定番の素材です。コットンやトワルアッシュと比べるとフォーマルな印象があるため、ビジネスシーンにも最適です。レザー生地であっても、上記2つの生地と同様にさまざまなカラー展開があります。
エルメスの人気バッグ・フールトゥとエールラインの違いとは?
エルメス(HERMES)には、フールトゥのバッグに良く似た「エールライン」というバッグがあります。ここからは、2つの違いについて詳しく紹介します。

素材や作りの違い

フールトゥとエールラインの大きな違いは使用素材です。フールトゥは、コットン素材なのに対してエールラインはナイロンです。そのため、水に強くシワになりにくい特徴があります。
また、開口部の作りも異なります。フールトゥはジッパーがなく、ボタンで閉じるデザインです。一方、エールラインの開口部にはジッパーとボタンがついています。さらに、南京錠タイプの鍵もついているため、防犯面でも安心のデザインです。どちらも廃盤になっているシリーズですが、生産時の工程数の多さからエールラインの方が中古市場でも高値で取引されることが多いです。

カラー展開やデザインの違い

カラー展開が豊富なフールトゥに比べて、エールラインは、グレーとダークグレーの2色展開です。さまざまなシーンで使いやすいベーシックなカラーです。また、フールトゥとは異なり、レザータイプのものはもう存在しません。ハンドル部分にラインと細かな「H」が入っているのも特徴です。

おわりに

今回は廃盤になってもなお愛され続けているエルメスのフールトゥについて紹介しました。耐久性の高い素材で作られたフールトゥは長く愛用することができます。豊富なカラー展開に加えてハイブランドでありながら手に取りやすい価格が魅力です。「なんぼや」では、フールトゥをはじめとしたエルメスのバッグを高価買取しています。ご自宅に眠っているフールトゥがある場合にはぜひ、「なんぼや」にお持ちください。

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