腕時計の修理事例  オリスのオーバーホール

修理事例① オリス WILLIAMS F1

はじめまして!
ALLU WATCH REPAIRの佐藤です。

本日は、オリスのオーバーホールをご紹介します。

使用していると時間が大きくずれてしまうので、見てほしいとご依頼いただきました。

この時計はETA社のキャリバー2824というムーブメントが搭載されています。
2824は汎用性が高く、様々なブランドの時計で採用されていいる有名な機械です。

それでは時計を見ていきましょう。

ケースに錆が出ていて汚れが目立ちます。
長年オーバーホールをされていないとの事でしたので、
ムーブメントの状態も悪く、振り角(時計の元気度)も低い状態でした。(これが時間のずれの原因です)

今回はオーバーホール(分解洗浄)実施いたしました。

写真ではわからないのですが、振り角も正常値に戻り、時間のズレもなくなりました。

修理料金
オーバーホール 29,000円
ゼンマイ交換  3,000円

今回はムーブメントに錆が回る前でしたので、オーバーホールのみで対応できましたが、
ムーブメントに錆が発生すると、多くのパーツの交換が必要になり修理代金が高額になることもあります。

3年ほどを目安に、メンテナンスの意味も込めてオーバーホールを実施しましょう。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください