修理事例
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商品名
ロレックスロレックス デイトナ ref.16520
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不具合内容
オーバーホール
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修理料金
オーバーホール: 39,000円(税込)
ゼンマイ交換: 3,000円(税込)
合計: 42,000円(税込)
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修理期間
3週間
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受付店舗
ALLU GINZA
当修理内容に関して
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Step 1 ムーブメントの状態チェック
デイトナの一世代前のモデルref.16520になります。現行モデルと違うムーブメントを搭載しており時計好きの方にはゼニスの「エルプリメロ」をベースキャリバーにロレックスが独自の改良を加えたcal.4030として有名です。今回はお客様より「手巻きが重くなった」「すぐ止まるようになった」とのご相談をいただきました。
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Step 2 不具合原因調査
今回の不具合原因の特定を進めます。機械の一部分にサビた粉が広がっている事を確認出来ました。症状からおおよそ原因を推測していましたが、やはり巻上機構に摩耗が始まっているようです。この機械の弱点として巻上機構に摩耗が起こりやすい事が特徴として挙げられます。
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Step 3 不具合箇所の精査とオーバーホール実施
ゼンマイ巻上関連の広い部分に摩耗と削れた粉が広がっていました。今回摩耗の少ない部品は清掃して使用し、最低限の部品交換とオーバーホールで対応させていただきました。摩耗した部品の粉は他の部品の摩耗を引き起こします。定期的なオーバーホールや異常を感じた際は、出来るだけ早い修理のご依頼をお勧めします。