腕時計の修理事例 ロレックス エクスプローラー1 14270 キャリバー3000の自動巻き不良とオーバーホール

修理事例 ロレックス エクスプローラー1 14270 キャリバー3000

こんにちは!
ALLU WATCH REPAIRの太田和です。

本日は、ロレックスエクスプローラー1 14270 キャリバー3000の自動巻き不良とオーバーホールをご紹介いたします。

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お客様からのご相談内容は【時々、時計が止まってしまう】とのことでした。

止まりの原因は様々な要因が考えられます。

まずは、ムーブメントのみにしていき、

一つ一つ部品を分解しながら確認していきます。

▼ムーブメントのみの写真
ロレックス 内部ムーブメント①

▼ローター(自動巻き)部分を外した写真
ロレックス 内部ムーブメント②
今回は自動巻き機構の部分に問題がありました。

自動巻きにかかわる歯車である切替車という赤い歯車に摩耗がみられました

時計装着時に絶え間なく動く自動巻きローターの回転の影響を受けたり、

手巻き時に勢いよく回転する歯車なので、摩耗しやすい歯車です。

下の図に赤丸で示したところですが、

軸の周辺が摩耗し発生した金属粉がシミのようになっています!
ロレックス 切替車
この状態ではゼンマイの巻上げが正常に行われず、

時計は止まり易くなってしまいます。

新品の切替車と交換を行い、オーバーホールを行い修理完了となります。

交換前と交換後の切替車

修理料金
機械式2、3針オーバーホール 29,000円
部品代(切替車) 26,000円
保証期間・・・・1年間

ロレックスは交換部品が充実しているため様々なトラブルに対処可能です。

時計のトラブルでお困りの際は、ぜひALLU WATCH REPAIRへご相談ください。

当社では、オーバーホール後の保証期間は1年間ございます。

LINEでの簡易見積り宅配での申込も行っておりますので、こちらもご利用ください。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください