腕時計の修理事例 オメガ スピードマスター トリプルカレンダー 3521.80の外装研磨

修理事例 オメガ スピードマスター トリプルカレンダー 3521.80

こんにちは!
ALLU WATCH REPAIRの竹田です。

今回はオメガ スピードマスター トリプルカレンダー 3521.80の外装研磨をご紹介いたします。

オメガ スピードマスター 3521.80

お客様から

『ブレスの傷が気になるのできれいにしてほしい』

というご依頼内容でお預かりしました!

指定箇所であるブレスを確認します。

ブレス研磨前

全体的に細かい傷が多く、ヘアライン部分は元のラインが分かりにくい状態でした。

ケースにも傷が多く見られるので、全体をしっかりきれいに磨いていきます!

ケース正面研磨前 ケース側面研磨前

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それでは、お客様が気にされているブレスの傷取りから始めましょう!

ブレスのヘアライン部分は弾性砥石を使い、

傷を取りながら新しいラインを入れていきます。

ブレス研磨中

鏡面部分にはマスキング(保護)しています。

サイドの鏡面部分も、道具を変えてしっかり磨きます。

ブレスサイド研磨中

これでブレスの磨きは完了です(^^)

次に、ケースの研磨です!

まずは、光らせたくない部分をマスキング(保護)し、それから鏡面部分を磨きます。

写真はラグ部分(鏡面)を磨いている様子です。

ラグ研磨中

続いて、ヘアラインを入れ直していきます。

機械で入れることができない細かい部分は、手作業で入れ直します!

ヘアライン

全体の傷が取れたことを確認したら、付着した研磨剤や汚れを洗浄・乾燥します。

その後、元通りに時計を組み立てたら、作業完了です!

研磨前と研磨後を見比べてみましょう。

ご指摘のブレス部分です。

研磨前 (左)・  研磨後(右)
ブレス研磨前 ブレス研磨後

ヘアラインがきれいに入って、新品のように仕上がりました!

鏡面のくもりも取れて、より一層ヘアラインと鏡面の差が出ましたね!

その他の部分もばっちりきれいになりました(^^)

研磨前 (左)・  研磨後(右)
ケース側面研磨前 ケース側面研磨後

ケース正面研磨前 ケース正面研磨後

修理料金
外装研磨 20,000円

一見、目立つ傷がないように見える部分も

磨いてみれば差がしっかり表れ、きれいになります。

ぜひこの機会に外装研磨、いかがでしょうか?(^^)

また、弊社では、オーバーホールとセットで外装研磨をご依頼いただけますと、

外装研磨(セット料金) 10,000円でお受けしております。

LINEでの簡易見積り宅配申込も行っておりますので、ぜひご利用ください。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください