腕時計の修理事例 オメガ デビル QZ キャリバー1438のオーバーホールとリューズ修理

修理事例 オメガ デビル QZ キャリバー1438のオーバーホールとリューズ修理

こんにちは、ALLU WATCH REPAIRの額賀です。

本日は、オメガ デビル QZ キャリバー1438のオーバーホールとリューズ修理をご紹介いたします。

オメガ 正面写真

お客様からのご相談内容は、

・時刻を合わせるときのリューズ操作が重い

・カレンダーが動かないとのことでお預かりいたしました。

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早速、時計の内部を分解・確認していきましょう!

オメガ 内部ムーブメント

回路の腐食・電池の液漏れは見られませんでしたが、

機械内部油の劣化や汚れが確認できました!

また、今回の一番の原因と言っていい不良個所は、

下記の写真、矢印で示した位置にある

「ツヅミ車」という部品の刃先が摩耗していることでした。

オメガ 破損部品(ツヅミ車)

ツヅミ車、摩耗している部分を拡大して見ていきましょう!

新旧で見比べると、歯が摩耗して短くなっているのが確認できますね。

ここが原因でお客様がおっしゃられていた症状、

【時刻を合わせるときのリューズ操作が重い】【カレンダーが動かない】の不良が見られていました。

ツヅミ車を新しいものに交換し、分解洗浄・組立注油・ケーシングをして修理完了です(^^)/

修理料金 
クォーツオーバーホール 21,000円 
部品交換(ツヅミ車) 0円 

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時刻合わせの際、リューズが重くなっている状態で時計を使用していると

今回の修理事例のように、

内部部品の摩耗や破損につながり、部品の交換が必要になってきます。

いつもよりリューズの操作が重いな・・・

カレンダーの切替わりに違和感があるな・・・

など時計の症状で何か気になる部分がございましたら、ALLU WATCH REPAIRへお預けいただければと思います。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください