【買取参考価格】ウブロ ビッグバン ブラックフロー ブルー 341.SV.9090.PR.0901 250本限定
この商品の「査定」について
「なんぼや」ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
今回は「なんぼや」銀座店で買い取らせていただきました「ウブロ ビッグバン ブラックフロー ブルー Ref.341.SV.9090.PR.0901」をご紹介させていただきます。
査定について
今回ご紹介させていただきますお品物は、ウブロのビッグバンです。
ビッグバンシリーズの中でも特に目を引くのが、こちらのブラックフローであることは間違いないでしょう。なぜなら、こちらは
250本限定のお品物であり、一度見たら忘れられないほどインパクトのあるデザインであるからです。なにしろ文字盤とラグ(本体とベルト部分をつなぐ部位のこと)にはブラックダイヤが、そしてベゼルにはサファイアがそれぞれはめ込まれているのです。そういった特殊な時計であれば、査定においてもしっかりと時間を掛けて、見させていただく必要がございました。
たとえば、今回の場合はダイヤやサファイアの質と留めの状態、使用感、付属品などです。もちろん「なんぼや」ではさまざまな査定基準を設けており、上記のうちどれかに気になる部分があったとしても、他の部分の評価と総合した判断をするようにしております。ウブロは国内だけでなく、国外でも最も人気のある時計ブランドの1つです。まずは、そのウブロのたどってきた短くも、激動の歴史をご紹介いたしましょう。
ウブロについて
ウブロは、時計業界の中では、「異端」と呼ばれるほど風変わりなブランドでした。もちろん言い方を変えれば、それは斬新さと前衛性をどのブランドよりも強く持っているといえるわけです。この2つの表現は紙一重であり、ウブロが当初、スイス時計界隈からは今のような評価を受けることはありませんでした。
そのウブロが創設されたのは、なんと1979年です。他の時計であれば、たとえばロレックスは創業すでに100年以上であり、いわゆる五大時計メーカーに数えられるブレゲ、ランゲ、パテック、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ ピゲは150年以上、もしくは250年を超える歴史を持っているのです。
そういった中で新参者であったウブロは、創業いまだ30年足らずでありながら、すでに世界の時計ファンたちを魅了してしまっているのです。
また、ウブロが登場したのは、クオーツ旋風により時計業界が大きなダメージを受け、倒産の危機に瀕するメーカーさえもあった80年代でした。そういった時期に出てきたウブロは、老舗ブランドにはできない斬新で奇抜な時計を発表するようになります。その力は老舗ブランドをある意味では圧倒し、既存のファンだけでなく、新たな時計ファンたちの心を捉えるようになりました。
ジョルジオ・アルマーニやルチアーノ・ベネトンなど一流デザイナーらがウブロを支持し、時計業界だけでなく、ファッション業界からの後押しもあり、現在に至るまで、その前衛性は常に注目を集めています。特に興味深いのがさまざまな他業種メーカーとのコラボです。有名なものは、フェラーリとのコラボ商品といえるでしょう。
「ビッグバン」シリーズについて
ウブロが一躍注目されるようになったのが、2005年に発表されたビッグバンでした。ブランドのコンセプトである「フュージョン」(=融合)を基盤にした、新たな作品が発表されるようになります。
フュージョンとはその名のとおり、既成概念に対して新奇で予想外なものを組み合わせることで、ケースにはゴールドやセラミック、チタンやステンレスなど異なる素材を用い、ベルトにはラバー素材を採用しました。特にラバーベルトは今では当然となった感がありますが、当時としては初の試みでした。
今回の査定商品も、そういったフュージョン性に特化したお品物といえます。素材はステンレスですが、ブラックダイヤとサファイアをケース全面に配するあたりはさすがというしかありません。ビッグバンはウブロの人気ラインです。それだけでも高価買取は可能ですが、さらにこちらのように宝石つきの時計は「なんぼや」ならではの買取が可能です。なぜなら、いわゆるラグジュアリーウォッチは取り扱いや販路が限られることもありますが、「なんぼや」では国内だけでなく、海外への販路、海外オークションへの出品も可能だからです。ご売却を検討されておりましたら、ご相談だけでも「なんぼや」にご来店ください。
「ブラックフロー」について
ブラックフローのシリーズは2013年に発表されたものです。今回買取をさせていただいたお品物は、写真のとおりブルーです。さらに、ピンク、イエロー、グリーンのカラーバリエーションがあります。
文字盤にはブラックダイヤが敷き詰められ、ウブロらしい個性的なデザイン、それでありながらラグジュアリーな魅力が表現されているといえるでしょう。
ブラックダイヤは198石も使われ、その総カラットは1カラットを超えます。また、ベゼルに使われたサファイアは36石にも及びます。
すでにご説明させていただいたとおり、ウブロはラバーベルトを初めて使用した時計ブランドでありますが、今回のお品物にもラバーのものと、革ベルトが付属されておりました。ダイヤやサファイアのように硬質なイメージの宝石に対してラバーのように柔軟性があり、なおかつ耐久性を備えた材質の組み合わせは、まさにウブロのコンセプトを体現しているといえるでしょう。
ウブロ買取なら「なんぼや」にお任せください
ウブロは若い時計ブランドです。そして、その若さゆえに常に挑戦し、既成概念を壊していくような作品を世に生み出しています。
今回のお品物も、2013年に250本限定で発表されたときには、多くのファンが心奪われたのだと想像されます。とはいえ、ウブロの時計には共通のコンセプトがあり、斬新さの根元には融合という概念が隠れています。
時計は時を刻むために発明された機械ですが、その機能性と装飾品としての品位は時計の長い歴史の中で少しずつ融合し、今にいたっています。その歴史の中で、ウブロはその品位を新たな形で表現することに成功した、最も力強いブランドであるといえるでしょう。
「なんぼや」ではウブロの査定にあたり、査定時には国内相場だけでなく、海外相場を視野に入れて高額買取させていただいております。また、お客様にご納得いただけるような買取をめざしていますので、ぜひ「なんぼや」銀座本店までご相談ください。
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