【買取参考価格】ゼニス キャプテン トゥールビヨン 03.2190.4041/01.C498 SS/革ベルト
この商品の「査定」について
「なんぼや」ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
今回は「なんぼや」池袋店で買い取らせていただきました「ゼニス キャプテン トゥールビヨン Ref.03.2190.4041/01.C498」をご紹介いたします。
査定について
ご紹介させていただく商品は、ゼニスのキャプテンです。キャプテンのなかでも特別仕様ともいえる、トゥールビヨンモデルでございます。
ゼニスはとくにそのムーブメントに定評があり、『エル・プリメロ』と呼ばれています。その真価を発揮する意味でも、トゥールビヨンの搭載は確かな技術と自信がなければできるものではありません。
今回の査定に関しては、そういった絶対的な技術力を持つ商品を対象にしていました。そのため、ポイントとしては、使用感及び経年劣化の有無が焦点になりました。
幸いなことに、こちらのお品物はほとんど使用感のないものであり、付属品もすべてありの状態でした。
時計はステンレスなどを使用することもあり、使用感はバッグなどよりは甘く査定されることがありますが、トゥールビヨンなど複雑機構搭載モデルになると、使用状況に応じて内部の故障など(それに伴う修理のコスト)が懸念材料として考えられます。「なんぼや」では、査定時にはそういった部分も確認させていただいております。
しかし、ご安心ください。修理の費用などに関しては、それを上回る販売ルートの確保にむけた企業努力により、最小限にとどめることが可能でございます。もし故障などで不安を感じておられるようでしたら、一度「なんぼや」にご相談ください。査定も無料でさせていただいております。
ゼニスとは
ゼニスはその波乱万丈の歴史のなかで生き残った、由緒ある時計ブランドです。とくにムーブメント開発の技術は、他社もうらやむほどです。
クォーツ時計が時計業界を席巻したクォーツショックの影響のため、ゼニスも一時は機械式時計に見切りをつけ、クォーツ時計に全面的に舵をきりました。そういった流れの中で、ゼニスには一人の勇気ある男がいました。それが、シャルル・ベルモです。彼はクォーツショック時には、時計製造のために必要な工具などが競売にかけられていくのを阻止するべく、工具や備品類一式を隠すことに決めました。
しかしその後、紆余曲折があるなかで、機械式時計ブームの再燃が起こります。結果的に彼の勇敢な行動が、ゼニスを復活させることになりました。ゼニスはいまでも彼の勇気と精神が受け継がれ、ムーブメントにはほかの追随を許さないものがあります。
自社ムーブメントへのこだわり
ゼニスは、他ブランドへのムーブメントの納品をおこなっていた時代がありました。有名な例を挙げれば、ロレックスのデイトナ(Ref.16520)でございます。
ロレックスはその人気の裏にたしかな実用性があるからこそ、誰もが憧れる時計ブランドになりましたが、ムーブメントに関しては他社と技術力の差がありました。そこで、ゼニスがすでに開発し、実用化も進めていたムーブメントを採用することになります。そういった意味からもゼニスの技術力は、保証できるといっても過言ではないでしょう。
デイトナのムーブメントは2000年になってようやく自社ムーブメントにかわりますが、その間10年以上も、ゼニスがロレックスを支えつづけました。
トゥールビヨンについて
時計は複雑で精密な機械です。一般的にムーブメントは頑丈なケースに保護される形で時を刻みますが、こちらのお品物は文字盤からムーブメントの動きが見えるようなデザインになっています。こういったムーブメントが見えるデザインは『スケルトン』と呼ばれますが、文字盤にスケルトンが入っているものはデザイン的にも独特であり、ムーブメントまで愛する時計好きにはたまりません。とくに今回はトゥールビヨン搭載ということもあり、その複雑な機構がどのように動き、私たちに時を知らせてくれるのかをいつでも見られるようなものとなっています。
こういった特殊な時計はやはり国内、国外を問わず珍重されます。「なんぼや」では、国外のオークションへの出品なども行なっております。もし時計のご売却を検討されているようでありましたら、「なんぼや」へご相談ください。
ゼニス買取なら「なんぼや」にお任せください
現在、「なんぼや」ではゼニスを積極的に高額買取させていただいております。もしゼニスをお持ちで、買い替えなどをご検討であれば、「なんぼや」までご相談ください。
時計はその性能だけでなく、デザイン性やその精神性まで含めて価値があります。「なんぼや」では時計の価値、状態、付属品など、さまざまな観点から査定・買取させていただいておりますので、ぜひ一度「なんぼや」の無料査定をお試しください。
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