21.6金(K21.6)
今日の1gあたりの買取相場価格
「なんぼや」では、21.6金の買取相場を毎日更新しています。現在、金の国内公表価格が高騰中。理由は、円安・ドル高が後押ししていると考えられます。買取価格は毎日異なるため、買取相場を確認することが重要です。21.6金製のオリジナル金貨なども高値で買い取らせていただいておりますので、お手持ちの場合はぜひ当店まで。
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世界の金貨に使われた21.6金!22金との違いも解説
24金や18金に比べると知名度はやや劣りますが、価値の高さに定評のある21.6金。とくに金位体制下(金を本位通貨とし、紙幣の価値の安定を図る通貨制度を採用した国)で発行された金貨には、その歴史と美しいデザインが反映されています。この記事では、21.6金の特徴や、それを用いた様々なアイテム、そして21.6金と22金の違いや査定方法について詳しく解説します。
21.6金とは
「21.6金」の「21.6」は、金の含有率を示しています。純金として有名な「24金」やアクセサリーに多く用いられる「18金」と比べると知名度は低くなるものの、含有率としては90%。アクセサリーなどによく用いられる14金や10金などと比べると、かなりの金が使われていることが分かります。ちなみに、24分率で示される金の純度の中で唯一、小数点を用いて表されているのが21.6金です。
キリの良い数値で金の価値を引き出しやすいため、金貨に多く用いられました。1816年、英国で始まった通貨の価値基準を金と定めた制度「金位体制」がはじまりとされます。この制度は、世界各国で採り入れられ、さまざまなデザインが施された金貨が発行されましたが、1929年の世界恐慌とともに廃止されていきました。
なお、金は純度が上がるほど傷つきやすさを表すモース硬度が下がり、24金(純金)のモース強度2.5は、噛むと歯型が着くほどの柔らかさを持ちます。21.6金の純度は90%と極めて高いですが、銀や銅、パラジウムなどを割り金として加えているため純金と比べて、強度が上がり、デザイン性の高い加工もしやすくなります。
21.6金と22金の違い
日本ではあまり見かけることのない21.6金ですが、近しいものとして22金が挙げられます。それぞれの違いについて、以下で簡単にまとめます。
金の含有量
21.6金と22金の違いは、金の含有率の違いです。前述の通り、21.6金に含まれる金は90%、22金は90%以上金が含まれていることを示しています。
用途
21.6金の主な用途は金貨です。アクセサリー等に使われるケースはそこまで多くはありません。
一方、22金は海外でアクセサリーの素材として重宝されています。日本では、18金以下のアクセサリーが主流ですが、海外では22金のアクセサリーに人気が集まっています。理由は、金の重厚感を感じられることや、強度と加工性のバランスがよい点が挙げられます。
価値
デザインや希少性などによって変動はありますが、金の含有率が多いほど、買取価格は上がります。そのため、21.6金は、22金に比べると買取価格が低い傾向にあります。
21.6金が使用されるアイテム
前述のとおり、21.6金は主に金貨に使用されてきました。以下で、その一部をご紹介します。
アメリカ・インディアン金貨
20世紀初頭のアメリカで発行されたインディアン金貨です。インディアンヘッドタイプとして知られ、インディアンの頭部とワシのデザインが特徴。イーグル金貨とも呼ばれています。ちなみに、1986年以降のイーグル金貨は地金型を指します。インディアン金貨のなかには偽物も多いのですが、本物である証明があればプレミアが付いているので高価買取が期待できます。また、偽物でも金純度が同じなら地金の価値は同じなので、金としての買取が可能です。
アメリカ・イーグル金貨
アメリカのシンボルとも言うべき自由の女神とイーグル(白頭鷲)がデザインされた金貨です。かつてはアメリカの10ドル金貨を指していました。なお、現在は21.6金から22.金へと金の含有率が変更されています。これは、純度を下げることで通貨が摩耗することを防ぐという目的があったようです。
フランス・ナポレオン金貨
19世紀初頭から20世紀初頭のフランスで流通した金貨。主にナポレオン3世の肖像の20フラン金貨を指します。なお、フランス19世紀以降のさまざまな金貨の総称でもあるため、混合しやすいかもしれません。大量に製造されたため、現在の価値は地金価格に近い状態です。
メキシコ・ペソ金貨
メキシコシティ造幣局発行の金貨。6種類の異なるデザインと重量の金貨が存在しますが、すべて品位はです。デザインには、鷲やメキシコ独立の父「ミゲル・イダルゴ」、アステカの暦石、そして独立100周年を記念して発行された50ペソ金貨には「勝利の女神」と鷲が描かれています。
ロシア・チェルボーネ金貨
1923年発行。貿易時の決済に利用約されてきた歴史を持つ金貨です。1975年以降は、試算用の金貨として再生製造されるようになりました。
21.6金のアイテムが人気の理由
21.6金を使用した金貨は、金の含有率は90%のため資産価値の高さはもちろんですが、高いデザイン性からプレミア価格がつく製品も多くあります。
金位体制の中で発行された金貨は「オリジナル金貨」と呼ばれ、なかでもインディアンヘッドタイプと呼ばれるインディアンの絵柄が描かれたインティアン金貨や、メキシコの独立100周年を記念して発行された50メキシコ・ペソ金貨は、デザイン性の高さからも有名で、収集家からも人気です。
また、ほぼ純金と言っても過言では無い純度の高さを持つ21.6金は資産価値が高く、金の価値が高い水準を保っています。純度の高さからも純金の代用品として使われることもあり、金貨以外にもネックレスなどに用いられる場合もあります。
重さだけじゃない!金の査定方法
「有事の金」と呼ばれる金は、社会情勢によって経済不安が高まると需要が増加する傾向にあります。実際に近年は、金の相場が高騰を続けているため、売り時と言ってもよいでしょう。 多くの買取店は、金の査定では純度と重さで買取価格を計算しますが、「なんぼや」では、そのデザイン性や希少価値などを含んだ「製品としての価値」も買取額に上乗せいたします。人気の高いデザインの金貨や、デザイン性の高いブランドアクセサリーなどはぜひ「なんぼや」にお持ち込みください。確かな知識と経験豊富な鑑定でお客様の大切な金製品を高値で買い取らせていただきます。
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今日の相場価格に対する専門家のコメント
2024年5月16日(木)のNY金先物は反落となりました。米新規失業保険申請件数の減少が労働市場の堅調さを示していると受け止められ、ドル建て金価格は戻り売り優勢の展開から上昇を抑えられました。外国為替市場ではドル円が一時153円台中盤まで円高進行したものの、その後は一転して円安方向に切り返し、東京市場ドル円は155円前半から中盤の水準で推移しています。
投稿日時| 2024年5月17日(金) 08:55
(2024年5月6日週)
(2024年4月)
(2023年5月)
2024年5月17日(金)のプラチナは17円下落。5営業日振りの反発となったが微減にとどまった。NYダウが一時4万ドルを超えるも失速したことで、大規模上昇の調整局面も兼ねてプラチナも確定売りが進んだ。とはいえインゴット5,700円台は維持しており、空前の高騰が続く。引き続き上昇期待の半導体関連各社の決算に牽引され、今後も上昇予測が高いだろう。
投稿日時| 2024年5月17日(金) 09:44
(2024年5月6日週)
(2024年4月)
(2023年5月)
5月17日(金)の銀相場は156円と1円上昇し、3日間連続で過去最高値の更新となりました。昨日は、ニューヨーク株式市場の終値は昨日より下落したものの、ダウが一時4万ドルを記録したことが、銀価格に影響したと考えられます。
投稿日時| 2024年5月17日(金) 10:19
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