【買取参考価格】エルメス ミニケリー20 ニロティカス ブラック×ゴールド金具 W刻印(1993年製)
この商品の「査定」について
「なんぼや」ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
今回は、「なんぼや」渋谷店で買い取りさせていただきました、「エルメス ミニケリー20」をご紹介いたします。
査定について
ご紹介させていただく商品は、ニロティカス素材を使った黒色のエルメス ミニケリーです。今回の査定で一番大きなポイントはモデル、素材の2点です。
モデルについて
本日ご紹介いたします商品は、エルメスの中でもバーキンに匹敵する人気をもつ、ケリーバッグのミニサイズになります。
実はケリーはバーキンよりも歴史は古く、1935年に製造が始まったとされており、当初はケリーではなくサック・ア・クロアという名称でした。ですが、モナコ王妃のグレース・ケリーが、妊娠しているお腹を隠している写真が雑誌にのったことで注目を浴び、翌年にケリーバッグと改名されました。
ミニケリーは一時期限定で販売されたとされている商品で、ケリーの中でも比較的珍しいお品物になります。市場流通の数は少ないものの、女性の憧れのミニケリーは需要も高く、高額査定につながります。
素材について
今回のミニケリーの素材は、ニロティカスという素材になります。あまり耳にされることはないと思いますが、ワニ革の一種です。
エルメスのワニ革には、ポロサス・アリゲーター・ニロティカスと、それぞれマットタイプの素材がありますが、違いはワニの原産地です。
ニロティカスはアフリカ・ナイル川流域に生息しているワニを使用しており、バッグでワニ革というだけで希少性が高く高額ですが、ワニ革は海外を含めて流通数は他の素材より遥かに少なく、今回高額査定につながった一番のポイントといえるでしょう。
エルメス ケリーについて
エルメスは元々1837年にパリに開いた馬具工房が始まりで、創設者ティエリー・エルメスの孫のエミール=モーリス・エルメスが多角的に事業を行うようになり、馬具だけではなくその技術をいかしサック・オータクロアを製作しました。
そこから数々のデザインを手がけ、時計や服飾品などを生み出し販売するようになっていき、現在のエルメスになりました。今ではケリーの台形型フォルムは、さまざまなブランドで起用され、販売されるようになりました。
エルメス買取なら「なんぼや」にお任せください
今回買い取りさせていただいたエルメスのミニケリーは、希少性が高いお品物ではございましたが、エルメスの買取実績が豊富にある「なんぼや」では素材の価値をきちんと査定し高価買取させていただきました。
「なんぼや」では、エルメス以外にも取り扱っているブランドも多く、また専門のスタッフも常駐しており、ハンドルが外れてしまっているバッグや長くご使用されたバッグでもお買取りをしております。
お客様のお持ちのバッグでお値段などが気になられる際は「なんぼや」へお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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