腕時計の修理事例 パネライ ルミノールマリーナ PAM01104 OP7090の外装研磨

修理事例 パネライ ルミノールマリーナ PAM01104 OP7090

こんにちは、
ALLU WATCH REPAIRの西山です。

今回はパネライ ルミノールマリーナ PAM01104 OP7090の外装研磨をご紹介いたします。

パネライ 全体

お客様からのご要望で、

全体的に綺麗にしてほしいが、特にケース横の大きな白い擦れ傷が気になる。

とのことでお預かりしました。

大きな白い擦れ傷というのは下記の写真こちらですね。
パネライ 大きな白い擦れ傷
もやのように大きく目立っていて、

こちらがお客様がおっしゃられていた部分になります。

その他は、下記写真の状態となります。
パネライ ケース(研磨前) パネライ リューズ側(研磨前)

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それでは研磨作業に入りましょう!

お客様が気にされている、大きな白い擦れ傷を取ることは難しいことではありません。

リューズなどの障害物もないので、

形崩れに気を付けつつ、布バフを当てて磨いていくとすぐにきれいになります!

仕上がりは最後に載せていますので、最後までご覧ください(^^)

細かい部分の傷取り方法もご紹介しようと思います。

パネライ ケース側面(研磨前)
ケース側面に細かい傷が複数ございます。

この部分も布バフで傷取りはできるのですが、

少し傷が深いため、磨き続けるとふちが丸みを帯びてしまう恐れがあります。

そこで、幅の合う小さめで硬さのあるバフを使って傷取りをします。

▼作業風景(硬さのあるバフを使用中)
作業風景(硬さのあるバフを使用中)
▼傷取り後(研磨後)
傷取り後(研磨後)

ふちも丸くならずに傷がきれいに取れていますね!

この調子で残りの部分もしっかり傷を取り仕上げていきます(^^)

研磨のあとは、洗浄・乾燥・組み立てをして作業完了です!

研磨前(左)・研磨後(右)
ケース正面(研磨前) ケース正面(研磨後)

側面リューズ側(研磨前) 側面リューズ側(研磨後)

こちらは冒頭で出ていた、

大きな白い擦れ傷研磨前・研磨後になります。
大きな白い擦れ傷部分の側面(研磨前) 大きな白い擦れ傷部分の側面(研磨後)
見違えるほどきれいに仕上げることができました!

修理料金
外装研磨(ケースのみ) 16,000円

今回はケースのみの料金ですが、全体の外装研磨は20,000円となっており、

オーバーホールとセットで外装研磨をご依頼いただけますと、

外装研磨(セット料金) 10,000円で対応が行えます!

この機会にぜひご検討ください。

また、弊社ではLINEでの簡易見積り宅配での申込も行っておりますので、こちらもご利用ください。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください