腕時計の修理事例 オメガ シーマスター 2581.81 QZの外装研磨

修理事例 オメガ シーマスター 2581.81 QZ

こんにちは!
ALLU WATCH REPAIRの田中です。

今回はオメガ シーマスター 2581.81 QZの外装研磨をご紹介します。

オメガ 全体(研磨前)

研磨作業の前に外装の状態を確認すると

全体に、まんべんなく細かな傷が見られます。

オメガ ケース(研磨前) オメガ ケース横(研磨前) オメガ バックル(研磨前)

傷が多く、きれいな状態にするのは難しそうに見えますが、

問題なくきれいにすることができます!(^^)

研磨をするときは時計を分解してから行うので

パーツごとに外装研磨の作業内容を紹介していこうと思います!

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①ベゼルの研磨

磨きやすいように木材に固定してから、板バフで形を崩さないように傷を取ります。

オメガ ベゼル(研磨前) ベゼルの研磨風景
板バフは硬さがあるので、平らな部分に使うと仕上がりの面がはっきりします。

研磨後
オメガ ベゼル(研磨後)
形が崩れずにきれいになっていますね!

裏蓋も同様の方法で傷を取りました(^^)

②ケースの研磨

ガラスに傷をつけないよう、マスキング(保護)をして、

布バフ・ペーパーバフで各部分の傷を取りました。

研磨前(左)・研磨後(右)
オメガ ケース(研磨前) オメガ ケース(研磨後)
くもっていた鏡面部分の傷が取れて、輝きが戻りました!

③ベルトの研磨

ロゴ部分にマスキング(保護)をし、

鏡面部分とヘアライン部分、それぞれに合ったバフや道具を使い研磨していきます。

研磨したものがこちらになります。

オメガ ベルト(研磨前・研磨後)
ヘアラインが入ると、白く輝くので差が顕著に表れますね(^^)

磨いたものは付着した研磨剤や汚れを綺麗に洗浄します。

それから組み上げたものがこちらになります。

研磨前(左)・研磨後(右)
オメガ 正面(研磨前) オメガ 正面(研磨後)
これで作業完了です!

見違えるようにきれいになりました!

修理料金
外装研磨 20,000円

『デザインの細かい時計だけど研磨できるのかな・・・』

『傷がひどいけどきれいになるのかな?』

まずはお気軽にALLU WATCH REPAIRへご相談ください!(^^)

弊社ではLINEでの簡易見積り宅配申込も行っておりますので、この機会にぜひご利用ください!

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください