腕時計の修理事例 ロレックス サブマリーナ 16610の外装研磨

修理事例 ロレックス サブマリーナ 16610

こんにちは!
ALLU WATCH REPAIRの西山です。

本日はロレックス サブマリーナ 16610の外装研磨をご紹介いたします。

ロレックス 全体

今回のお客様のご依頼内容は、

・鏡面部分とヘアライン部分にメリハリがほしいとのことでお預かりいたしました。

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研磨作業に入る前に、まずは傷の具合を確認していきましょう。

ケース側面(写真左)は鏡面仕上げですが、全体的に傷が多く見受けられ、

鏡面ではなくなっているのが写真で確認できますね。

バックル(写真右)は、傷によりヘアライン仕上げが乱れています。

ロレックス ケース鏡面の状態 ロレックス バックルヘアラインの状態

それでは、ケースから磨いていきましょう!

側面のフラットなデザインを崩さないように傷を取っていきます。

先端にある、丸い穴の内側にバフが当たり続けると、

ふちに丸みが出て穴の形が歪むので気を付けながら磨きます。

ロレックス ケース(リューズ側)研磨中

傷が取れ、鏡面仕上げの表情が戻りましたね。

研磨前(左)研磨後(右)で見比べてみてください。穴の形も綺麗なままですね!

ロレックス ケース研磨前 ロレックス ケース研磨後

続いてベルトとバックル側を磨いていきます。

傷を取り、スコッチバフヘアラインを入れ直していきます。

ロレックス バックル研磨作業中

ヘアラインの入り方で仕上がった時の印象が変わってくるので、

真っ直ぐに、パキッと見えるように意識して仕上げます。

研磨前(左)研磨後(右)を見比べてみましょう。

こちらもケースと同じように綺麗なヘアラインが入りましたね!

ロレックス バックル研磨前 ロレックス バックル研磨後

修理料金
外装研磨 20,000円

その他のパーツも丁寧に磨き、

研磨後は研磨粉隙間に入ってしまうため、しっかりと洗浄を行い作業完了です!

オーバーホールとセットで外装研磨をご依頼いただけますと、セット料金 10,000円でお受けしております。

傷・打痕・変色など、時計に関する質問等ございましたら、

ぜひ、ALLU WATCH REPAIRへご連絡ください。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください