修理事例 ロレックス オイスターパーペチュアル デイトジャスト
こんにちは!ALLU WATCH REPAIRの中島です。
今回は、ロレックス オイスターパーペチュアル デイトジャストの修理事例をご紹介いたします。
まず、時計内部を見る前に、外装の状態やリューズ操作(針回し)などを確認していきます!
今回のお品物はリューズ操作(針回し)時に、
【ゴリゴリした感触】【針が動かない】という症状が見られました!
どこに原因があるのか、機械内部を分解し探ったところ、赤丸で示した部分の歯車に問題がありました。
下記の画像を見比べるとわかるように、歯車の先が摩耗し丸まっているのがお分かりいただけますでしょうか。
左の画像が古い歯車、右の画像が新品の歯車となっています。
こちらの部品はツヅミ車といい、リューズ操作時にとても大切な部分となり、
リューズを回したときのゴリゴリした感触・針が動かないは、ツヅミ車が摩耗して起きた症状でした!
パーツ交換と併せて、オーバーホール(分解洗浄)も行い、
リューズを回した時も問題なく動作するようになりました。
修理料金
オーバーホール 29,000円
ツヅミ車交換 14,000円
長期間オーバーホールをせずに時計を使用し続けますと、
今回のように内部部品が摩耗したりと、様々な不具合が出てきてしまいますので、
弊社では、適度な間隔でのオーバーホールをお勧めいたします。