腕時計の修理事例 ロレックス オイスターデイト 6694 プレシジョン アンティーク 手巻きのオーバーホール

修理事例 ロレックス オイスターデイト 6694 プレシジョン アンティーク 手巻き

こんにちは!
ALLU WATCH REPAIRのの太田和です。

本日はロレックス オイスターデイト 6694 プレシジョン アンティーク 手巻き の修理事例をご紹介していきます!

こちらは『キャリバー1225』のムーブメントが搭載されており、1950~1970年代ぐらいまで製造された手巻きのムーブメントとなります。

日付の早送りがついていないため、針を進めて日付を変更するタイプとなり、

自動巻きがついていないので、ケース自体が薄く装着時のフィット感や、

シンプルなデザインのため愛嬌があるお品物といえます(^^♪

お預かり時の状態ですが、リューズの空回りが見られ、

内部を確認したところ、ゼンマイが切れて破損しておりました。

ゼンマイは時計の動力源でもあり、摩耗や破損により動作不良を起こしてしまいます。

オーバーホール(分解洗浄)・ゼンマイ交換・ムーブメントの組上げ・ケーシングをして修理完了です!

修理料金
オーバーホール 29,000円
ゼンマイ交換   3,000円

今回はゼンマイ交換のみで修理対応が行えましたが、

ゼンマイが切れた衝撃で内部部品の歯車が破損してしまうケースもあります!!

ゼンマイを巻き上げる際はゆっくりと行い、巻き止まったらそれ以上はリューズを回さないようご使用ください。

時計修理をお考えの方は、お気軽にご相談ください