時計買取を有利に進める3つの交渉テクニック！

世の中にはロレックスやオメガ、パテックフィリップなど、人気の時計ブランドは数多くあります。高級品だからこそ、買取時にも「できるだけ高く買取してほしい！」と思うのは、ごく当然のことだと言えるでしょう。
時計買取サービスを利用する際には、ちょっとしたコツを実践するだけで、有利に交渉できるということをご存じですか？

これまで大切に扱ってきた高級時計を高く売りたいけれど、交渉はあまり得意じゃない！なんて方でも実践できる、とっておきのコツを3つ紹介します。ぜひ実践してみてください。

時計買取をするなら今！【2024年】

時計買取に限らずブランドものの買取をしようと思っている方は2024年の今がオススメです。2022年からの円安が進み、日本と米国の金利差拡大が進み、2024年は1ドル=150円を超えるほどの円安が深刻化しています。時計などの高価な外国のブランド品を購入する際は円安になると価格が高くなるので、ブランド品の市場価値が高くなり、買取価格も上昇する傾向にあります。そのため、ご自身が所有する時計を買取に出そうと思っている方は2024年の今売るチャンスといえそうです。

もちろん、今後も円安が続き、さらに買取価格が上がる可能性もありますし、資産価値として時計を所有してらっしゃる方は長期的に寝かせることも選択肢としてあるでしょう。しかし、ここ数年で世界的に大きな動きが複雑に動いており、為替の予測は一層できにくくなっている状況になっています。また時計はメンテナンスや管理の維持費もかかるものなので、買取を迷っていらっしゃる方は今売ってしまうのがオススメです。

では、実際に買取に出して高く売るためにはどのようなことに気を付ければいいのか、これから時計買取の交渉のコツをご紹介していきます。

まずは時計の状態を整える

高級ブランドの時計であっても、状態が悪い品を求めるお客様はそれほど多くはありません。買取店としても販売価格を下げざるを得ませんので、それはそのまま「買取金額の低下」につながってしまいます。

「ロレックスの時計だから」「パテックフィリップの人気モデルだから」と油断をするのではなく、まずは時計の状態を整えることが、買取交渉における1つ目のコツとなります。

具体的には、以下の2つの項目を参考に、時計の準備を整えてみてください。

付属品はそろえておこう

時計を購入した際には、様々な付属品がセットになっていたはずです。まずはこれらを忘れずに準備しておきましょう。

外箱などは、なくてもほとんど差がないケースも多いのですが、保証書や替えベルト、余ったブレスレットのコマなどは、査定金額にも響きやすいポイントとなります。事前にきちんと用意しておきましょう。

どのような付属品がセットになっているのかは、時計やブランドによって微妙に異なるもの。
もし「購入した時計を将来売却する可能性がある」というのであれば、新品購入時に、付属品一覧を写真に収めておくと良いでしょう。準備し忘れを防ぐことができます。

過去の履歴についても確認を

買取予定の時計の状態を整えるということは、何も「物」だけに特化した作業ではありません。
そこには、時計の履歴に関わる「情報」を、きちんとまとめておくことも重要なポイントとなります。

高級時計を買取するお店側にとっては、この時計がどのように使われ、どうメンテナンスされてきたのかは、非常に重要な情報となります。
時計に対して愛着を持って接してきたことがわかれば、お店側にとってのリスクも低下できます。

お店側に積極的に伝えたい情報の1つは「過去のオーバーホールの履歴」です。
ブランドのカスタマーサービスでオーバーホールを依頼した場合、その証明書や保証書が発行されるケースも多いです。これらを持参すれば、時計のメンテナンス履歴を評価してもらえる可能性もあるでしょう。

他店舗での査定結果を伝えてみる

高級ブランド時計を高価買取してもらうための交渉術、2つ目は「いくつかの買取店で査定をしてもらい、本命のお店にて、他社の価格を伝える」というものです。

比較的価格が安定していると言われるロレックスであっても、買取店によって、やはり数万円程度の差は出てきてしまうものです。

この場合、「○○のお店では△△円だった」と伝えることで、それよりも高い金額を提示してもらえる可能性も高まります。

こちらの方法で交渉を行うときのコツは、そのお店の査定金額が出された後に他店の情報を伝える、ということです。
もちろんそのお店の方が高い査定金額を出してきた場合には、あえて他店の情報を伝える必要はありません。

もしこうした情報を伝えて「うちではちょっと…」と言われても、大丈夫です。
その場合は、最も有利な条件を提示してくれた他店を利用するのが効率的です。

複数店舗での買取査定を行う際の注意点

買取を行う際に重要になってくるのが査定になります。
全国展開している買取業者の多くは査定を無料で行っていることが多いので、複数の業者に査定を依頼して比較するのもよいでしょう。

その際に多くの方は買取業者のHPなどで買取金額表などをチェックすると思います。同じ時計でも買取業者によって買取価格が変わってくるのが分かると思います。しかし、買取金額が他の業者に比べて高いからといって、高く売れるというわけではありません。買取業者の多くは買取の際に手数料を設けていることが多く、買取金額が高くても手数料などによって最終的に売れる金額が減る場合もあります。
逆に手数料がないと謳っている業者についても同じです。買取手数料がない買取業者はその分、実際の買取価格より安く買取価格表を表示していることもあるようです。

ですので、買取価格表だけでなく、手数料や査定方法の利便性など多面的にチェックしていくことが大事になります。

自身の希望買取金額を伝えてみる

交渉術の3つ目は、自身の希望買取金額を伝えてみる、というものです。
「○○円以上なら売ろうと思っている」と、自身の意思を明確に伝えてみましょう。

この交渉術は、特に人気ブランドの人気モデルを手放す際に有効です。
お店側にとってこうしたモデルは「買取すればほぼ確実に売却でき、利益を生み出しやすい優良アイテム」なのです。
なかなか入荷しない人気モデルを扱うリサイクルショップは、顧客からの信頼度も高まります。客引き効果も生まれるでしょう。お店側にとっては、多少無理をしても、手に入れることにメリットがあるのです。

とはいえ、こちらの交渉術を使う際には注意点もあります。
それは「買取してもらいたいモデルの相場情報を理解していませんと、交渉の意味がない」という点です。

あくまでも希望だからといって、現実からかけ離れた数字を提示されても、お店の担当者が本気にすることはありません。「この人は売る気がない」と判断されれば、交渉どころではなくなってしまいます。

モデルごとの買取相場は、近年インターネット上でもチェックできるようになってきています。
数社の情報を元に予測を立て、交渉のために必要な予備知識をきちんと身につけておくことが、成功の秘訣となります。

査定を通して、自分自身の相場観を持っておく

自身の希望買取金額を伝える際にも、あまりにも相場からかけ離れた金額を掲示しても印象が悪くなります。中には他の査定金額を大きく外れたか価格で交渉して、それが嘘だとバレ、ブラックリストに入れられることもあるようです。

そのためには複数店舗で査定をして、自分自身でこれくらいの金額だったら売りたいという相場観をイメージしておくと円滑に交渉を進めることができます。相場観を持ったうえで、査定の際に具体的な金額をこちらから明示せず、あくまで相手がどれくらいで買いたいのかを先に聞き出し、そこから自身の相場観に照らし合わせた希望買取価格を掲示すると有利に交渉を進めることができるでしょう。

まとめ

「時計の買取で金額交渉を行う」と聞きますと、非常にハードルが高い行動のように思えるかもしれません。
しかし実際には、いくつかのコツを実践すれば、驚くほどあっさりと交渉に応じてもらえる可能性もあるのです。

まずは自身が売却予定の品物について、できる限り状態を整えることや、買取時に参考にできる情報を集めてみてください。
できるだけスピーディーに動くことが、売り時を逃さないためにも重要なポイントとなります。

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