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リューズの紛失に傷やベルト劣化……時計買取で気になる「悪状態」を解説

リューズの紛失に傷やベルト劣化……時計買取で気になる「悪状態」を解説

時計買取では、リューズの破損や傷、ベルト劣化など、悪条件がそろった時計ほど査定金額が下がってしまうという特徴があります。「リューズが取れている」「紛失してしまった」というときには、査定金額も下がってしまうでしょう。

買取金額に影響を与える「悪状態」には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。具体的な内容と、時計の状態、さらに予想される買取金額への影響についても解説していきます。

リューズのトラブル

ロレックスのリューズが抜けた!原因と修理費用の目安
リューズとは、時計のケースについている、小さく丸いでっぱりの部分を指します。昔の時計では、このリューズを巻くことでゼンマイを巻いていました。

現在は時計の針を動かしたり、カレンダーの日付を変えたりする際に使う部品となっています。時計の機能を果たすため、また細かな調整をするために必要な部品ですが「小さく出っ張っている部分」ということで、さまざまなトラブルに見舞われやすい箇所でもあります。

具体的にリューズのトラブルには、どのようなものが当てはまるのでしょうか。一つ一つチェックしていきましょう。

リューズが取れてしまっている

リューズは、使う機会が多ければ多いほど、トラブルが起きる可能性も高くなる部品です。もっとも多いのが、リューズを巻こうとしたら取れてしまった!というもの。再度取り付けようとしても、簡単に抜け落ちてしまうケースも少なくありません。

トラブルの原因としては、以下のような理由が考えられます。

・強い力を加えすぎた
・内部の部品の経年劣化
・時計の巻真がゆるんでいる

使い方に問題がある他、時計の内部に原因が潜んでいるケースも少なくありません。

リューズが重く、動かない

リューズ関連のトラブルとしては、「重くて動かなくなってしまった」「動かそうとすると異音が聞こえる」というものもあります。

こちらの原因としては、以下の原因を考えてみてください。

・油切れ、内部にサビが発生している
・異物の混入

「動かない」となりますと、つい力を加えたくなりますが、トラブルを悪化させる可能性もあるので注意しましょう。

取れたリューズを紛失してしまった

リューズが取れただけではなく、その部品を紛失してしまうこともあります。リューズ自体は非常に小さな部品ですから、それも無理のないことだと言えるでしょう。

取れたリューズを紛失してしまった場合には、新たな部品を取り寄せて修理を行うことになります。

リューズの各種破損、買取金額への影響は?

リューズが破損している場合でも、お店によっては買取が可能です。リューズ部分を修理した後に、再販することになります。

リューズの修理にかかる費用は、1万5000円~3万円前後だと言われています。素材やブランド、そして修理対応業者によっても異なりますが、一つの参考にしてみてください。買取金額から修理費用を差し引きされて査定金額が決定します。

「なんぼや」は自社工房による修理が可能なため、リューズのない時計やベルトが劣化した時計も的確な相場で高く買取できます。
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ケースやガラスについてしまった傷

長い間時計を使っていますと、大切にしているつもりでも、細かな傷が目立つようになってしまいます。傷に関連する「悪状態」について、詳しく解説していきます。

通常使用による細かな傷

人気の高いブランド時計の場合、通常使用による細かな傷であればほとんど問題はありません。買取した後のメンテナンスで磨きますので、ほとんど目立たなくなります。

このため、買取査定金額への影響もほとんどありません。過度に神経質にならなくても大丈夫です。

本体についた目立つ傷

一方で、簡単な磨き作業で除去できないような深い傷には注意が必要です。目立つ傷は、やはり買取金額に影響を与えます。

どの程度影響を与えるのかは、傷の状態によっても大きく異なります。また非常に重度の傷になりますと、「修理不可能」と判断され、買取不可能になってしまうこともあるので注意しましょう。

文字盤やブレスレットの傷も要注意

時計の傷といえば、ガラスやケースなどが一般的ですが、使い方によっては文字盤やブレスレットに傷が入ってしまうこともあります。

この場合も、もちろん査定金額のマイナスにつながってしまいます。目立つ傷は交換修理が必要となり、その分査定金額から引かれてしまいます。

傷があり、使用感が目立つ時計の場合は、新品未使用品と比較して買取査定金額が半値程度にとどまるケースも少なくありません。

やはり傷が多いものほど悪条件とみなされてしまいますから、普段から取り扱いには注意しましょう。

年月とともに起きるベルト劣化

ベルト部分の劣化も、時間の経過とともに避けられないトラブルの一つです。特に皮ベルトを採用しているモデルでは、ボロボロの状態になってしまうこともあるでしょう。

ベルトに関わる悪状態としては、以下のようなものが挙げられます。

ベルト劣化がすすみ、すでにボロボロである

丁寧にメンテナンスをすることで長持ちするのが皮ベルトの特徴ですが、ノーメンテナンスのまま使い続けますと、徐々に劣化が気になってしまいます。

ベルトがボロボロになってしまっている場合は、「ケースのみ」と判断し買取されるケースも少なくありません。ケースのみでも積極的に買取してくれる業者を選択しましょう。

もちろん買取査定金額は、「ケースのみ」の価格が提示されます。全てがそろっているアイテムよりも、値が下がってしまうでしょう。

汚れが目立つ

ベルトの汚れが目立つときには、定期的に清掃することで美しさをキープできます。買取査定前にはさっと掃除をしておきますと、印象も良くなるはずです。

自分で清掃してきれいになる程度の汚れであれば、査定金額への影響はありません。清掃時には、目立つ傷がないかどうかも合わせて確認しておきましょう。

経年劣化したベルトをすでに処分してしまった

劣化したベルトはすでに処分。新たなベルトに付け替えて楽しんでいるときも、「買取時の判断はどうなるのか?」と不安を抱きがちです。

ベルトの経年劣化が進んでいるときと同様に、ケースのみでの買取が適応されます。買取してくれる店舗も少なくありませんから、安心してください。

さまざまな悪状態が気になったら、時計買取を得意とする店舗へ

時計の状態は、確かに買取査定金額に大きな影響を与える要素です。しかし具体的にどの程度の影響が出るのかは、店舗によっても差が大きいのが現実です。

悪状態のアイテムでも積極的に買い取ってくれる店舗であれば、マイナス幅も抑えられる可能性が高いです。

「時計買取は諦めて処分しよう」と決める前に、ぜひ査定を利用してみてください。

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