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スウォッチグループの新たな試み~『タイム・トゥ・ムーブ』

スウォッチグループの新たな試み~『タイム・トゥ・ムーブ』

昨年の夏、突如として発表されたスウォッチグループのバーゼルワールド2019離脱。
スウォッチグループが選んだのは莫大なコストの消費と忙しいばかりのお祭り騒ぎでなく、顧客やプレス関係者と対話ができる環境 “Time To Move(タイム・トゥ・ムーブ)” の創出でした。対象としたのはハイエンドの6ブランド。

果たしてその成果は吉と出るのか、凶と出るのか。世界中の関係者がスウォッチグループの動向に注目しています。

突然のバーゼルワールド離脱宣言

突然のバーゼルワールド離脱宣言

2018年7月28日、スイス・チューリッヒの地方紙ノイエ・チューリヒャー・ツァイトゥングは、スウォッチグループのCEOであるニック・ハイエック氏が「2019年のバーゼルワールドに参加しない」と発言したことを明らかにしました。

オメガを筆頭にブレゲ、ブランパン、ロンジン、ティソ、ハミルトンなどが所属するスウォッチグループは、ここで繰り返すまでもなく世界最大のウォッチメゾン連合。これが不参加となれば、2016年の約1500社をピークとして、2018年には約650社にまで出展社数を減少させてしまっていたバーゼルワールドにとって、存続の危機すら匂わせるほどの大打撃でした。実際にスウォッチグループの不参加の確定によって、バーゼルワールドを運営するMCHグループの株価急落やCEOであったルネ・カム氏の退陣にまで発展しました。

ニック・ハイエック氏は不参加の理由として、SNSをはじめとするコミュニケーション手段の変化や多様化によって、ウォッチビジネスがより透明性が高く、スピード感に満ちた自発的なものに変化してきたこと。そして様々な地域で新たな見本市が開催されるようになったことによって、バーゼルワールドの影響力が弱まっていることに加え、5,000万スイスフラン(約56億円)にまで高騰した出展料をあげました。

Time To Move(タイム・トゥ・ムーブ)とは

Time To Move(タイム・トゥ・ムーブ)とは

こうして自発的プレゼンテーションの場の創造へとシフトしたスウォッチグループでしたが、バーゼルワールドに合わせてスイスを訪れる世界中のリテーラーたちから、スウォッチグループの新作を同時に見られる場を提供してほしいとの声に応えて、3月19日から26日にかけてスイスのチューリッヒにおいて、リテーラーのみに向けて展示会を開催したのです。

その “Time To Move(タイム・トゥ・ムーブ)” と名付けられた展示会はプレスや一般に対して閉じられたものであったためか、実際の内容についてはあまり情報が出回っていないようですが、プレスに対しては5月14日から16日にかけての大規模なプレス・ツアーを用意していました。

リテーラー向けの展示会と同じく、タイム・トゥ・ムーブ と名付けられたプレス・ツアーには世界中から約150名のジャーナリストや関係者が招待されました。

小売店向けの展示会、プレスツアーともに、今回のタイム・トゥ・ムーブではスウォッチグループの6つのラグジュアリーブランド、すなわちブレゲ、ハリーウィンストン、ブランパン、ジャケドロー、グラスヒュッテ・オリジナル、オメガに対象が絞られており、3日間をかけてジュネーブ、ヴァレ・ド・ジュウ、ビエンヌ、ラ・ショー・ド・フォンにある各メゾンの本社や特設会場を巡り、工場見学や新作発表を行うというものでした。

スウォッチグループの運命は?

バーゼルワールドのような巨大な展示会においては、多種多様な来場者が一気に押し寄せてくるため、出展社として十分なプレゼンテーションを行うことも、コミュニケーションをとることも難しい状況にあります。また来場者側としても、多数のブースを効率よくまわって仕事を片付ける必要があるため、しばし立ち止まって眺めては次へ次へと足早に通り過ぎてしまうしかないのが常です。より多くを伝えたいと思うなら、確かに自社に招き入れる方が、結局はお互いに効率が良くなるのかもしれません。

スウォッチグループの運命は?

すでに2020年もバーゼルワールドへの不参加を決めているスウォッチグループ。
そして改革を進めるバーゼルワールドの主催者側。

果たしてスウォッチグループは、バーゼルワールド無しで歴代最高売り上げをまた更新することができるのでしょうか。

いま世界中の関係者がスウォッチグループに注目しています。

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