ロレックス スカイドゥエラー~資産価値を歴代モデルと振り返る

ロレックス スカイドゥエラー~資産価値を歴代モデルと振り返る

ロレックスのスポーツモデル以外のコレクション中、最も大型のゴールドケースを持ち、その複雑な機構とともに一際の存在感を放つスカイドゥエラー

ここではスカイドゥエラーの複雑機構の機能性や操作性、そして現在の流通状況についてなど、様々な角度から検証してみることにしましょう。

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1.ロレックスのウォッチメイキング技術の結晶

時計を見つめる男性
1926年以来、90年以上の歴史を持つロレックス オイスターにあって、年次カレンダーとデュアルタイムという最も複雑かつ、実用性の高い機構を持つコレクションがこのスカイドゥエラーです。

1950年代くらいまではトリプルカレンダーを搭載したクロノグラフなど、それなりに複雑な時計を製造していたロレックスですが、より高い実用性と信頼性を目指していく中で、一旦は複雑な付加機能がプロダクトのコンセプトに合わなくなってしまったと思われます。

しかし現代のロレックスが持つ技術力と品質管理体制は、至高のタフネスや携帯精度を犠牲にすることのないコンプリケーションの生産を可能としたのです。

2.スカイドゥエラー、その登場は2012年

全く新しいインハウスムーブメント、Cal.9001を搭載する、直径42mm、厚さ14mmという堂々たるサイズのケースは、3色の18Kゴールドのみで作られました。これにケースと同素材で作られたオイスターブレスレットをフィットした、全く新しいスカイドゥエラーの総重量は250gを越えるものであり、持つ人を相当に選ぶ時計、というのが当初の印象でした。

それでもこのニューモデルを大切に育て続けるロレックスは、その2年後にゴールドケースのモデルばかりでバリエーションを拡充。

ブレスレット仕様で約500万円、革ベルト仕様でも約400万円というプライスタグが付けられたこれらのラグジュアリーウォッチは、これまでのデイデイトなどにはないインパクトのあるルックスで、富裕層を中心に徐々に普及していきました。

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3.ロレゾールのスカイドゥエラー

2017年には、待望のステンレススティールのミドルケースを持つコンビモデルが加えられ、大いに注目を集めました。

ベゼルのみ18Kホワイトゴールドを使用したRef.326934が定価で約150万円という価格は、それでも決して安価とは言えませんが、今後ファンの層を押し広げていく可能性を大いに秘めているといえるでしょう。

4.実用性、操作性に優れる機能

そんなスカイドゥエラーに与えられたCal.9001は、文字盤にオフセンターに配置された24時間表示のリングでホームタイムを、長短針でローカルタイムを表示するデュアルタイム機構を搭載。

加えて3月1日の年1回のみの修正によって、常に正しいカレンダー表示を可能とする複雑な年次カレンダーも併せ持っています。
各アワーマーカーの外周に配置された、小窓の色変化による月表示と、伝統のサイクロップレンズ付きの3時位置デイト表示で表現された、その複雑さを感じさせない革新的なアウトプットは、もっと評価されるべきポイントといえるでしょう。

その操作も、回転して4つのポイントで停止するフルーテッドベゼルと、一段引きのリューズのみで完結するという、ユニークながら明快で、複雑なカレンダー機構を持つ時計にありがちな修正用ツールなどを必要としないシンプルなもの。

ムーブメントの内部においても、自動巻用ローターにボールベアリングを採用したほか、基本となる主輪列についてはテン真に加えてガンギ真にもロレックス独自のパラフレックス・ショックアブソーバーを採用。

さらにはロレックスならではのフリースプラングテンプ、衝撃や磁気への優れた耐性を示すパラクロム・ヘアスプリング等が紡ぎだす、スーパーレイティブ・クロノメーターの驚異的高精度に加え、徹底されたエネルギー効率の追及によって、72時間のパワーリザーブまで備える充実ぶりとなっています。

5.現在のスカイドゥエラー流通状況

ブランド時計
現在のスカイドゥエラー流通状況についてですが、高いセレブリティを誇るゴールドモデルは生産数、流通量共に少なめであり、在庫を持っているお店もまばらな状況のようです。

実際の販売価格についてはモデルによって多少の前後は見られますが、並行輸入では定価をおおむね100万円程度下回る程度で、比較的安定しているようです。

2017年に発表されたステンレススティールのミドルケースに、ゴールドベゼルを備えるロレゾールのコレクションについては、ここにきて流通量は増えてきているようです。

今日現在で定価の約1.3~1.5倍の流通価格となっていますが、これについても徐々に落ち着いてくるものと思われます。

そしてこれらの買取価格についてですが、やはりイエローゴールド系よりは、エバーローズゴールドにブラウン文字盤のモデルや、ホワイトゴールドにブラックの文字盤
ロレゾールのモデルであれば、イエローゴールドのコンビよりも、ホワイトゴールドベゼルのモデルが、定価に対する買取価格の比が微妙な差ではありますが、高くなるものと思われます。

このユニークなスカイドゥエラーは、今後のロレックスの更なる多様化への可能性を大いに感じさせるものであり、これまでシンプルを信条としてきたスポーツモデルのコレクションにも、更なる革新が期待されます。
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