ロレックスの時計につく傷を防止する工夫について
ロレックスの時計につく傷を防止するために。
本来、毎日どんどん使って、傷が付いたら磨いて、とにかく毎日使えるようにと創意工夫を凝らして作られているロレックスの時計。
しかし買ったばかりのこのピカピカな状態を何とか保ちたい。
時計を大切に思うが故のそんな願いの、少しでも足しになればと思います。
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ロレックスの時計の傷 タフなロレックス オイスター
ロレックスの外装は鍛造で作られています。
すなわち金属の塊からくり抜いた原型を叩いて叩いて、時間をかけて形成されていきます。
1世紀近くも前から頑丈な時計を作るべく努力を重ねてきたロレックスは、ケース素材を念入りに叩き続けることで、ロレックスならではの硬い外装を作り出しているのです。
切削、すなわち塊から削り出せばもっと簡単に作ることもできるのですが、これでは必要な硬度が得られないばかりか、時計として出来上がった時に、外装の表面にロレックスならではの滑らかさが得られないのです。
近年では顧客の要求する審美性のレベルが高くなり、またこれとともに作り手がコストをかけることが以前よりは許容されるようになったことから、切削から鍛造に切り替える、または鍛造と切削を併用するメゾンが増えてきましたが、当初から鍛造にこだわってきたのはロレックスの他にパテック・フィリップやグランドセイコー等、一部のメゾンにすぎなかったのです。
ロレックスの時計の傷 オイスターのすばらしさは使ってこそ実感
またロレックスの外装は、使用による細かな傷程度ならポリッシュ仕上げによって消すことができるようにと、考え抜かれたデザインを持っています。
当然職人さんの腕によって左右される部分もありますが、外装表面を磨くことで外装の形が多少変わったとしても、そのイメージが変わることなく、また機能的な面への影響が出にくいように、ケースやブレスレットのデザインがはじめから配慮されているのです。
これをはじめとして、ロレックスオイスターは長期使用に耐えられるよう、様々な配慮が行き届いたものであり、それこそ日々しっかりと愛用してあげることで、本当のすごさを実感できるものといえるでしょう。
「なんぼや」のロレックス買取について
ロレックスの時計の傷を付けたくないなら
しかしやっとの思いで手に入れた、大切なロレックスの時計、できることなら傷を付けたくない、傷をつけるくらいなら大切にしまっておきたい、使うのがもったいない、という気持ちになるのも理解できなくはありません。
時計のコンディションを保つ秘けつは、様々な意味でできるだけ触らないこと。
これはヴィンテージウォッチを見慣れた人であれば誰もが実感しているはずですが、とにかく時計を清潔に保ち、紫外線や湿気から守りながら保管しておくこと、すなわち使わないことです。
ロレックスの時計の傷をつけない扱い方
しかしこれもまた極端過ぎる、たまには使いたいとなるならば、工夫してみることが必要です。
考え方は簡単です。
そもそもどんな時に時計は傷がつくのでしょうか？
そうです、時計が硬いものに触れた時です。
まず時計を他のものにぶつけないように気を付けることは基本中の基本でしょう。
特に落下事故や衝突事故などは、傷がつくだけでなく内部にまで影響が及ぶ可能性が高いですから、絶対に避けたいものです。
時計の落下事故は時計の着脱時が最も発生率が高いといわれています。
万一時計を落としてしまうことがあっても大事に至らないよう、トレーの上、少なくともテーブルの上などで着脱を行うようにしましょう。
またブレスレットのコマ同士をつないでいるスクリューが緩んでいないか、時々チェックする習慣をつけましょう。
人混みは思わぬ衝突事故が起きやすいです。こればかりは注意するしかありませんが、危険を感じたら時計を腕から外しておくのも事故を防ぐ方法のひとつです。
例えば夏でも長袖を着て、袖の中に時計を隠しておく、それだけでも傷がつく機会は結構減るものです。
しかし表面が比較的柔らかいゴールドモデル等は、袖との摩擦が頻繁に起きるとすれば、それだけで簡単に擦り傷になりますから注意が必要です。
また硬いものの上に直接置かないことも大切です。時計用のハンカチなどを持ち歩き、腕から外した時は必ずその上に置くようにしましょう。
その時注意すべきは、裏蓋にブレスレットが当たると「カチっ」と、傷が気になる人にとっては非常に嫌な音がします。
これは数回程度なら目立って傷になることはありませんが、回数を重ねればかなりはっきりと差になって表れてきます。
ハンカチの一部で裏蓋を覆い、ブレスレットが直接裏蓋に当たることのないように注意しましょう。
その際、特に汗をかきやすい時期などは、ついでに裏蓋やブレスレットの内側などを中心に、汗をぬぐってあげましょう。
傷には直接関係ありませんが、これを続けるだけで時計の持ちは随分と変わってくるものです。
初めは随分と神経質な扱い方のように感じられるかもしれませんが、習慣付いてさりげなくできるようになれば、そんなに特別な行動ではなくなるはずです。
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ロレックスの時計の傷 大切なのは時計を気にしていたわりの心を持って使うこと
日常的使用で最も傷が付きやすいのは、ブレスレットのクラスプとベゼル、そして裏蓋でしょう。
中にはクラスプや裏蓋に透明のマニキュアを塗って保護したり、またベゼルカバーを付けたまま時計を使ったりしているという人もいますが、これらは美観を損ないますし、あまりお勧めできません。
ロレックスといえども機械式時計ですから、いつも心のどこかで気を遣い、いたわってあげることが必要です。
ロレックスを愛用される方には、そんな心のゆとりをお持ちいただきたいもの。
大切にしてあげれば、ロレックスは最高の性能を発揮してくれるに違いありません。
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