箱なしなど附属品欠品によるロレックス買取査定の変化

箱なしなど附属品欠品によるロレックス買取査定の変化

ロレックスの時計を買取に出そう、しかし附属品をどこにしまい込んだか忘れてしまって箱なしの状態だったとしましょう。
そんなとき、何としても探し出すべきか、そのまま売ってしまっても良いものなのでしょうか。
何があればどのくらい得なのか、反対に何がないとどう損なのでしょうか。改めて考察してみましょう。

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附属品は全てそろえましょう

ロレックスの時計を買取店に持ち込む際には、附属品の部類は全てそろえてお持ちになることをお勧めします。
これは広く知られるとおり、メーカー純正の箱や国際保証書等の附属品は、時計本体の付加価値を高めるものであり、査定金額にそれがちゃんと反映されるものだからです。

しかし長く所有していた時計などは、附属品をどこにしまい込んだのか忘れてしまった、ということもあるでしょう。
今回はそんなときのために、附属品の有無による査定金額への影響について詳しく見てみることにしましょう。

とはいえ、例えば保証書がなければ幾らマイナス等、具体的な金額の変動についてはお店によって大きなばらつきが出る場合もあり、また時計本体の珍しさ、人気、年式等によっても様々で、これらを全て網羅するのはこの場では難しいと思われます。

ともあれ、附属品にまつわる査定金額の変動の具合、ここではロレックスの現行モデルについて、できる限りフラットで一般的な見方を意識しながらまとめてみます。

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まずは最寄りの店舗にてお気軽にご相談ください。
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現行ロレックスの附属品について

時計買取サービスを受けるために……必要なものを準備しよう

緑色の時計を収める化粧箱である内箱とベージュの紙製の外箱に分けられますが、内箱と外箱を別々にカウントするお店、内箱が有れば外箱の有無に関係なく「箱有り」とカウントするお店もありますが、外箱だけの場合はプラス査定が望めないお店が多いでしょう。

現行の純正箱についてはまだ比較的それだけで手に入れられる可能性が高く、一般的には種類も3種類と少ないことから、大きさの割には査定額に大きくは響きにくい傾向にあります。

箱が完品なら5千円から1万円程度、査定金額が上乗せされるのが標準的でしょう。
ですから単に箱なしだからといって、そんなに悲観的になる必要はないと言えるでしょう

しかしスカイドゥエラーやチェリーニなど、そのモデル専用の箱についてはもう少し重要視する店もあるでしょう。
これらについては共に高額品でもあることから、2万円ぐらいまでの上乗せの可能性があります

国際保証書

全ての附属品の中で最も重視されるのがこの国際保証書です。
国際保証書はその時計が新品として売り出されたときにしか発行されることがなく、再発行されることはありません。

また当然ながらシリアル番号が記載されていることから、その存在は世界にたった1枚となります。
以上は古くから不変の国際保証書の価値ですが、2015年7月にロレックスの保証期間が5年に延長されてからは、現在市場には国際保証の期間中の中古が多く出回わるようになりました。

中古品の購入を検討する際に、まだロレックスの保証期間が1年でも残っているとすれば、それは特に中古の時計に不慣れなユーザーにとって大きな安心感をもたらす要素となるでしょう。
その分お店側にとっても売りやすく、良い商品といえるのです。

ちなみに国際保証書裏面には販売日と販売店舗の明記とともに、ファーストオーナーの名前を入れるように、国際的にロレックスのルールが定められており、特に近年の日本ロレックスはこれを厳守しているようです。
このことから国内正規品の中古の時計に付属する保証書には、ほとんどの場合個人名が記載されており、これが個人情報保護の観点から中古で売り出される際に消されることになります。

これが保証書の改ざんに当たるのではと心配する人もいるようですが、ロレックスによれば他の項目に訂正がなければ国際保証書として引き続き有効とのことです。

以上から最近では国際保証書として有効か無効か、また保証期間が何年残っているかが査定に反映される傾向が強くなっています。

一例としてサブマリーナーデイトの黒文字盤、Ref.116610LNについては、
2018年の並行新品の販売価格 約115万円程度に対して
保証期間が4年以上の保証書付きなら12万円程度
保証期間が2年以上の保証書付きなら10万円程度
保証期間が終了しているが保証書が付いているなら8万円程度
それぞれ査定額からプラスになる可能性が有ります。

広く知られるとおり、以前のアルファベットで始まる7ケタのシリアル番号を使っていた時代はシリアル番号から製造時期が察しやすかったのですが、2010年以降のランダムシリアルの登場以来、時計や附属品の細かな仕様から製造年を察するしかなくなり、製造時期と販売日に大きなずれが起きにくい人気モデルにおいては特に、保証書の存在がより重要なものになっています。

ご覧のとおり、査定額を10%以上引き上げる可能性のある保証書の存在、特に新しい時計については、慌てて保証書なしで売りに出すのは非常にもったいないと思えます。

その他

その他の附属品としまして新品時に存在するのはタグ2種類、保証書ケース、モデル別冊子、ベゼルカバーなどがあります。
これらも当然あればあるに越したことは有りませんが、上記の箱、保証書と比べれば影響は少なく、お店によっては査定額に影響しない場合もあります。

しかし中には、附属品のそろった「完品」に対して特別な査定額アップをする店もありますので、やはり附属品は全てそろえて買取店に持ち込むのが一番です。

またロレックスの正規サービスセンターの修理明細、そしてオーバーホールを行った際に付いてくる国際サービス保証書についても、直近のものであったり、まだサービス保証の期間中であったりする場合、数万円の査定額アップが望める場合もあります。

時計本体のみならず附属品も大切なコレクション

時計を触る手

こうして改めて附属品について考えますと、これに意外なほどの大きな付加価値があることに気付くことでしょう。
附属品がそろうことを本当に喜ぶのは一部のコアな時計ファンに限るのかも知れませんが、確かに附属品は時計本体同様に大切なコレクションといえるでしょう。
特に時代に流されることなく、デザインを守り通してきたロレックスのロングセラーたちは、オリジナルの附属品に囲まれることでその本来の魅力を発揮することが少なくありません。

初めから付いていたものはもちろん、ロレックスのサービスセンターとのやり取りの際にもらったような印刷物の一式は、その時計の履歴が記されたものと考え、全てをまとめて大切に保管することをお勧めします。
また近年の内箱や保証書ケースは湿気等に弱く、表面が劣化してベタベタになってくることがあるため、保管する場所には特に注意が必要です。
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