レアアイテム写真館 パテックフィリップ ノーチラス 7011 1R-010

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ジュネーブが生んだ老舗中の老舗

パテックフィリップ ノーチラス 7011 1R-010写真1

パテックフィリップはスイスのジュネーブで誕生したブランドです。当時亡命中だったポーランド出身の貴族のアントワーヌ・ド・パテックと時計職人フランソワ・チャペックが設立しました。1851年のロンドン万博でヴィクトリア女王に献上された懐中時計は、今なお傑作品として語り継がれています。

現在では世界的にも高い評価を得ている高級時計ブランドの一つであり、世界最高水準の技術を詰め込んだ数々の時計は多くの時計愛好家や海外のセレブ・著名人を虜にしています。1989年には操業から150年を迎えましたが、その時発表された懐中時計は、数十もの複雑な機構が小さな時計本体に詰め込まれており、パテックフィリップの技術の高さを物語っています。また、ジュネーブには同ブランドのミュージアムがあり、数百点以上に及ぶ時計を一度目で見ようと訪れる観光客が後を絶たず、毎日多くの人々でにぎわっています。

著名人も愛してやまないノーチラス・コレクション

パテックフィリップ ノーチラス 7011 1R-010写真2

創業当初から高い技術力が定評のパテックフィリップですが、1976年にはノーチラスという新たなコレクションが加わりました。やや丸みを帯びた八角形のベゼルと視認性を高めた針が特徴的で、古き時代を思わせるようシックなデザインが魅力となっています。コレクションの誕生以来、発表されたモデルは数十を超えています。価格は400万円台~600万円台が中心になっていますが、中には1千万円を超えるような超高級腕時計も存在します。パテックフィリップの中でも特に高級ラインとして位置づけられているものの、希少性の高さから愛してやまない著名人も少なくはありません。

日本でも富裕層を中心にして人気のコレクションとなっており、パテックフィリップの名を挙げると、ノーチラスを思い浮かべる方もいるほど高級な時計と認識されています。また、ノーチラス・コレクションではメンズとレディースが展開されており、それぞれ定期的に新しいモデルが発表されています。

エレガンスでスマートなデザインに注目

レディースのノーチラス・コレクションの中で、「7011/R-010」はスマートで美しいデザインが目を惹くモデルです。同コレクションの誕生からおよそ33年、新世代のモデルとして発表され、海外のハリウッドスターや有名セレブなどの著名人から注目を集めました。ノーチラスの伝統である8角形のベゼルデザインはそのままに、より女性の美しさを引き立てた造りに仕上がっています。ケース本体のサイズは32mmと小型で、時計全体にはローズゴールドが使用されています。また文字盤も従来のものから再度デザインされており、白い文字盤と針にピンクの輝きが映えます。ブレスレットは金属で、通常なら無骨に仕上がってしまいますが、ローズゴールドが採用されているため女性らしく、より高級感を際立たせたデザインになっていまます。6気圧防水で耐久面も問題が無く、3時の方向には日付表示機能を備えるなど、実用面にも優れています。

まとめ

パテックフィリップは誕生以来、数々の名作を生みだしてきました。その中で1976年に発表されたノーチラス・コレクションは、特に同ブランドらしさが随所に現れています。中古時計市場でも値崩れを起こしにくく、最も安いモデルでさえ300万円~400万円台で出回っています。「7011/R-010」はコレクションの中でもレディースモデル、クオーツモデルなので比較的手頃な価格になっていますが、それでさえ新品だと300万円台で出回ることも珍しくないのです。
資産としての価値はもちろん、人によってはそれを持つことが一つの目標となるでしょう。「7011/R-010」はコレクションの良さを残しつつも、新しい時代の幕開けを感じさせるモデルです。

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