ロレックス サブマリーナ Ref.5513の相場は上昇傾向、売り時について解説
サブマリーナーRef.5513は、1962年から1989年頃までの約30年にわたり製造され続けたロレックスのロングセラーモデルです。製造年数が長かったこともあり、いくつかのマイナーチェンジが行われたのも特徴。たとえば発売当初のムーブメントはCal.1530でしたが、その後Cal.1520に置き換えられています。そのほか、文字盤にもいくつかのバリエーションがあり、通常モデルとレアモデルとの間には50〜100万円以上の価格差が付くことも。コレクター心をくすぐるアイテムとも言えます。
なお、サブマリーナーRef.5513はノンデイト・ノンクロノメーターですが、同時期に製造されていたクロノメータームーブメント搭載の上位モデルRef.5512との共通パーツが多く、バックケースに5512の刻印が入っているものも存在します。
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サブマリーナーRef.5513の相場は全体的に上昇傾向
サブマリーナーRef.5513は年々買取相場が上昇しているヴィンテージモデルであり、中古市場でも注目を集めています。
近年の値動きに注目してみると、2015年の買取相場は60万円前後。4年後の2019年には30万円ほど上昇し、現在は100万円前後での取引が増えています。なお、これはあくまで通常モデルの買取相場であり、レアモデルに関してはより高騰しているものもあります。
値動きの理由としては、Ref.126610やRef.116610LNといったサブマリーナーの新作における相場上昇が影響したと考えられます。もちろん、ヴィンテージ志向が人気となり、需要が高まったことも要因と言えるでしょう。とくにサブマリーナーRef.5513は経年変化で評価が上がるケースも多いため、それを目的とした購入者も多いと予想されます。
サブマリーナーRef.5513の売り時は?
ロレックス全体の相場が上昇傾向にある現在は“売り時”とも言えるタイミングです。ただし、サブマリーナーRef.5513についてはレアモデルが多数存在していることに加え、経年変化の具合によって評価が高まるケースも。そのため、所有されている個体の状態を見極めた上で、売却かヴィンテージ価値を高めるかを判断するのがよいでしょう。
現行モデルなどは、基本的に相場の流れを判断しながら資産価値を見定めるものです。しかし、ヴィンテージ価値に注目しながら売り時を考えられるのは、サブマリーナーRef.5513をはじめとした4桁スポーツロレックスモデルの魅力とも言えるでしょう。
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サブマリーナーRef.5513の査定ポイント
サブマリーナーRef.5513の希少性を見極めるポイントとしてインデックスのメタル枠の有無があります。その中で高額買取が期待できるのは、いわゆる「フチなし」モデルです。その他にも、「マキシダイヤル」「ロリポップ」「メーターファースト」「ミニッツサークル」「ミラーダイヤル」といった個体はレア度が高く、高額買取につながるケースが多いと言えます。
なお、サブマリーナーRef.5513はオリジナル部品の評価が高く、オーバーホールで部品を新しく交換してしまうと価値が落ちる可能性があります。そのため、査定時には裏蓋を開け、実際のパーツなどを確認することがあります。「なんぼや」のロレックス サブマリーナーRef.5513の買取相場はコチラ