イニシャル入りのルイ・ヴィトンは売れるのか?
ルイ・ヴィトンは、購入品にイニシャルを入れるサービスを提供しています。自分だけが所有するアイテムを手に入れるには、適したサービスです。ただし、アイテムを使わなくなったとき、売却できるか不安に感じるかもしれません。そこで今回は、刻印サービスの概要をご紹介したうえで、イニシャル入りのアイテムが売れるかどうかなどの問題について解説いたします。
ルイ・ヴィトンの刻印サービス
ルイ・ヴィトンの刻印サービスは、購入したアイテムに好きなイニシャルを入れてもらえる仕組みです。
サービスの概要
刻印サービスは、基本的に無料で提供されています。
アイテムを購入したとき、イニシャルの文字は3つまで入れられます。文字の色や各文字の間にドットを入れるかは、購入者の自由です。また、仕上がり状況は、公式ホームページで確認できます。
ヴィトンの財布などにイニシャルを入れるメリットは、愛着がわきやすいところです。特別なアイテムとして大事に使うなら、自分が好きな色や表記で刻印するのは賢い選択といえるでしょう。
サービスの注意点
実際にルイ・ヴィトンの刻印サービスを頼むときは、いくつか注意点があります。
まず、購入時にイニシャルを入れてもらえるアイテムは、一部に限られます。また、特定の場所にしか刻印できません。イニシャルを入れたアイテムは、その後に不都合が生じても、理由を問わず返品は不可です。
通常、ヴィトンの財布などに入れたイニシャルを消すことは困難です。刻印の上のインクは除去できても、焼き跡が残る可能性は高いといわれています。大事なアイテムに汚れやキズがつくリスクもあるため、無理は禁物です。
イニシャル入りのヴィトンは売れる?
ルイ・ヴィトンをはじめ世界的に人気のあるブランドは、イニシャル入りでも売れる場合が一般的です。多くのアイテムは、保管状態に関係なく買取不可にはなりません。
買取不可になるケース
ヴィトンが買取不可になるケースは、主に傷みが激しく修復が難しい場合です。
財布は、中央から裂けていると、元に戻すのは難しくなります。バッグも、側面や底部が大きく破けていれば、簡単には修復できません。使用に差し障るほど激しく損傷している場合、買取できないケースがあります。
とはいえ、ヴィトンは、国内外で多くの需要が見込めます。人気モデルは、多少の汚れや傷みがあっても手に入れたいと考える愛好家が少なくありません。イニシャルは大きな問題になりにくいため、基本的に買取可能です。
イニシャル入りの評価
ヴィトンは、イニシャル入りでも売れると期待できますが、評価には影響します。
通常、イニシャルは、人気の高いヴィトンが買取できなくなるほどの要素とは見なされません。それでも、イニシャルが入っていないアイテムに比べると、低く評価される傾向があります。
イニシャル入りが低評価になりやすい理由は、イニシャルなしに比べると需要が少ないためです。目立つ場所にイニシャルがあると、ヴィトンの愛好家が避ける可能性は高まるといわれています。
どれくらいで売れる?
どれくらいでルイ・ヴィトンが売れるかは、さまざまな要素で決まります。イニシャルの有無だけが、評価されるわけではありません。
主な評価対象
ヴィトンの主な評価対象は、モデル・年代・状態・デザインなどです。
正規店で入手しにくい定番モデルや人気モデルは、現行品でも高く売れるケースは珍しくありません。また、同じモデルでも年代によって生産量が違う場合、少量しか生産されなかった年代は稀少価値があり高評価につながります。
きれいな保管状態も、アイテムの評価が上がる主要因です。さらに、限定バージョンなど人気のあるデザインは、高評価を得やすくなります。
イニシャル入りの評価額
イニシャル入りの評価額も、アイテムの種類や刻印の位置・状態により変わってきます。
財布やバッグは、イニシャルなしの3割~5割安になるケースが標準的です。また、バッグの場合、表面にイニシャルがあると評価は下がりがちですが、内側であれば3割安前後にとどまるケースが多くなります。
小さなイニシャルについては「気にならない」との声も多く聞かれるため、無理に消去せず刻印がある状態で売却することをおすすめします。
ご不要のブランド品は「なんぼや」まで
ルイ・ヴィトンの刻印サービスを利用すると、所定の場所に好きな色でイニシャルを入れられます。売却時の評価は下がりやすいものの、多くのアイテムは買取可能です。お手元にご不要のヴィトンなどがあれば、遠慮なく「なんぼや」にお見せください。