指輪に込められた意味とは？左右・指別で徹底解説
古くから定番かつ人気のアクセサリーとして親しまれている指輪。ダイヤモンドの指輪、プラチナリング、ゴールド・シルバーリングとさまざまな種類がありますが、指輪は「身に付ける指の位置」に重要な意味があることをご存じでしょうか。そこで今回は、アクセサリーとして着用する指輪の意味や特徴を徹底解説します。
【左右・指別】指輪を付ける意味とは？
「結婚指輪は左手の薬指にするもの」は広く知られています。しかし、指輪とは本来、付ける位置によってその意味が変わるのです。ここでは、左右10本の指と指輪の関係性についてご紹介します。
小指
小指に着用する指輪を「ピンキーリング」といい、「幸運のお守り」として親しまれています。商業の神こと「メリクリウス」が宿るといわれ、小指の指輪は変化・チャンスを象徴するものと考えられています。先述の通り、ファッショナブルな意味よりも、お守りとして身に付ける人が多い印象です。
右手の小指に身に付けたピンキーリングは、自身の魅力や表現力を高める意味があります。「自分らしさ」をアピールするのにうってつけです。また、左手の小指に付けた場合は、恋愛面の機運が高まると考えられています。恋愛成就、新しい恋との出会いを求めるなら、左手にピンキーリングを身に付けてはいかがでしょうか。
薬指
薬指に付ける指輪を「アニバーサリーリング」といいます。薬指には芸術などを司る太陽神「アポロン」が宿るとされており、クリエイティブな機運を高めたい人が好んで身に付けます。
ただし、左手の薬指は例外です。心臓と近い位置にあることから、特別な位置・神聖な位置として扱われます。そのため、結婚指輪のような記念的な指輪は、左手の薬指に付けるのが定着しています。
右手の薬指の指輪には、リラックス効果や心を落ち着かせる効果があるとされます。また、「すでに恋人がいる」ことを意味するため、別名「ラブリング」とも呼ばれます。
左手の場合、絆や愛を深める特別な意味合いの指輪となります。これは男女共通であり、結婚指輪や婚約指輪を身に付けるのが一般的です。その意味を知らずに身に付けると、周囲に勘違いされたり、誤解を与えたりする可能性があるため注意しましょう。
中指
中指の指輪は「ミドルフィンガーリング」といい、ひらめき・直感を象徴するものです。仕事や勝負事で成功するため、身に付ける人が多いでしょう。
右手の場合、行動力・意思力を高める効果があるとされます。ただし、恋愛の機運を高めたいなら、ミドルフィンガーリングは逆効果です。
これは風水の考えになぞらえたもので、中指の指輪には「魔除け＝引き寄せない」という意味があります。裏を返すと、異性との出会いも引き寄せないと捉えられるのです。このように、付ける場所によってはメリットに加え、デメリットも存在することを覚えておきましょう。
人差し指
「インデックスリング」と呼ばれる人差し指の指輪は、自立心や行動力を象徴するものです。リーダーシップや集中力、意思力などを高める効果があるとされ、仕事運を高めるには最適な位置といえるでしょう。
右手のインデックスリングには「現実を導く」という意味があります。リーダーとしての指導力や威厳をもたらすため、仕事で役職を持っている人、これから独立する人におすすめの位置です。
また、左手は積極性や判断力の向上、人生において進むべき方向を定めるといった意味があります。人間関係の改善という意味もあるため、これから新しい付き合いを始めたい人、既存の関係をいい方向に導きたい人におすすめです。
親指
親指の指輪は「サムリング」といい、本来は指の保護を目的にはめる指輪であったと考えられています。古代ローマ時代より、「サムリングを付けることで願いが叶う」といういい伝えがあるとのことです。
サムリングは人差し指につける指輪、インデックスリングに類似する意味があります。右手の場合、指導力や威厳、勇気をもたらすといわれます。リーダーシップを高めたい人におすすめです。
左手は信念を高めたり、大願成就・目標達成を祈ったりする意味があります。これから新しいことにチャレンジする人、仕事などで大きな壁に当たっている人は、サムリングが助けてくれるかもしれません。
まとめ
指輪は身に付ける位置・手によって、その意味が変わります。左手の薬指に付ける結婚指輪・婚約指輪などが代表例です。正しく意味を理解して身に付けなければ、周りに誤解を与えたり、逆効果になったりする恐れもあります。
もしも指輪が不要になったら、買取専門店に売却することをおすすめします。とりわけブランド指輪は買取市場での需要が高く、たとえ使用感があっても高値売れる可能性があります。まずは専門店で買取査定を依頼してみましょう。
