【更新:2024年4月】メルカリで横行する詐欺の手口と対策は?偽物・写真ねつ造・すり替え・通知要求など

【更新:2024年4月】メルカリで横行する詐欺の手口と対策は?偽物・写真ねつ造・すり替え・通知要求など

数多くのユーザーが集まり、日々多くの取引が行われているフリマアプリ「メルカリ(mercari)」。購入だけでなく、不用品の売却に利用したことがある方も多いでしょう。しかし、ユーザーが多く便利であるからこそ、詐欺被害も少なくないのが現状です。そこで今回は、これからメルカリを利用したいとお考えの方に向け、よくある詐欺の手口について解説します。

偽物の商品を用いた詐欺


近年の偽ブランド品は精巧な造りをしており、写真で見ただけでは真贋の判断がつきにくいものも少なくありません。そのため、本物だと思ってネットで購入をしたら、偽物が届いたという事例は数多く報告されています。

また、物が届くならまだ救いようもあるでしょう。ひどいもののなかには、撮影写真だけを送ってくるような詐欺もあります。誰も騙されそうにないケースにも見えますが、メルカリの詐欺実例として確認されているため、注意しなくてはなりません。

【ケーススタディ】箱だけ販売詐欺


Aさんは人気ブランドの時計をフリマアプリで見つけて購入しました。市場になかなか出回らないレアな商品がお得な価格で手に入ると思い、気がつけば購入ボタンを押していた、というような状況です。
しかし、届いた商品は人気ブランドの時計が入っていたと思われる、空の化粧箱。おかしいと思いよく出品情報を見てみると……商品紹介文の最後にこっそり「箱のみ」との文言が。つまりAさんは、高級時計に近しい値段の箱を購入してしまったのです。

商品情報欄に「箱のみ」と書かれているため、これは確かにAさんのミスです。しかし、本体を連想させる写真や価格であり、かつ隠すように箱だけの出品であることを記載している点は、やはり詐欺目的のように考えられます。

偽物の商品を用いた詐欺の対策


もっとも大切なことは、商品説明を熟読することです。前述のような箱だけ販売詐欺は、正当性を確保するために必ず「箱のみ」「箱だけ」といった文言が記載されています。
また、偽ブランド品を掴まないようにするためには、購入店や場所、シリアルナンバー、ギャランティカードなど、正規品である証拠が提示されていないかを確認してください。その上で、怪しい点があるなら購入を控えるのが無難です。

なお、万が一偽ブランド品を購入してしまった場合は、フリマアプリの運営に相談をしてみましょう。フリマアプリ側も、偽物の出品を防止しようと考えているはずです。とくにメルカリなどは基準も厳しいため、通報することで適切な対応をしてくれる可能性が高いです。

写真がねつ造されている

メルカリでよくあるトラブルのひとつに、「写真と違う商品が届いた」というものがあります。ただし、こうした事態には悪意がないケースも考えられます。たとえば、コンビニなどに発送する商品を複数持ち込んだ際に、伝票を貼り間違えてしまったなどの例は少なくありません。そのほか、写真の色味と現物の差が大きく、違う商品が届いたように感じてしまうといったケースも考えられます。

一方、悪意を持って写真をねつ造しているケースもないとは言えません。たとえば、現物の状態がボロボロなのにもかかわらず、新品の商品を撮影して出品した、などの可能性もあるでしょう。この場合、写真では見つからなかった傷や汚れなどが手元に届いてから見つかるという事態になります。

写真ねつ造への対策

悪意のないケースについては詐欺とは呼べないため、出品者とのコミュニケーションで解決を図りましょう。たいていの場合、出品者側で対応をしてくれます。ただし色味の違いなどは判断が難しいところです。とくに、商品欄にカラーなどが明記されていた場合は、購入者側の確認不足となることも。その意味では、何を買う場合であっても、しっかり商品情報を読み込むことがトラブル防止に役立ちます。

一方、はじめから傷や汚れなどを隠して販売をしている出品者に対しては、返品対応などを依頼しても良いでしょう。特にブランド品などの高額商品の場合、ダメージは価値の低下につながります。該当部分の写真が掲載されていなかったり、商品情報に明記されていなかったりする場合は、交渉をしてみましょう。

【販売ユーザー】すり替え詐欺

商品を購入する側ではなく、メルカリを利用する側のユーザーも注意が必要です。その代表例が、すり替え詐欺です。たとえば、正規品のブランド品などを出品したとしましょう。無事に買い手が付き、配送も終了。しかし、受取通知ではなく、返品の要求が来た場合には注意が必要です。

写真と商品が違うなどの理由で返品されてきた品が、偽ブランド品とすり替えられていたというケースは少なくありません。この場合、正規品は戻ってこず、手元には偽ブランド品のみが残ります。当然、売上金も入りませんから、大きな損になってしまいます。

また、購入ユーザーの返品を受け付けないと、今度は「写真をねつ造した」などの理由で、メルカリ事務所にクレームが入る可能性があります。すると、出品者としては返品を受けざるを得なくなってしまいます。

すり替え詐欺の対策

すり替え詐欺を防止するためには、返品された商品が出品した商品と違う証拠を用意しておくのが効果的です。出品時に、あらかじめ予備の写真を数枚撮影しておき、返品商品と見比べましょう。こうした証拠が残っていれば安心です。

商品到着前に受取通知要求詐欺


メルカリにおける取引の流れは以下です。

  1. 1.購入者が商品を購入する
  2. 2.購入者がメルカリ事務局に代金を預ける
  3. 3.出品者が商品を発送する
  4. 4.商品発送通知が購入者へ送られる
  5. 5.商品が購入者の元に届く
  6. 6.購入者が商品の中身を確認する
  7. 7.問題がなければ受取通知を出品者へ送る
  8. 8.メルカリ事務局から出品者に預かり金を支払う
    1. 上記の手続きは、出品者と購入者が安全に取引を完了させるために欠かせません。しかし、最近メルカリをはじめたというような方の場合、この仕組みをしっかりと理解しておらず、トラブルに巻き込まれる可能性があります。それが受取通知要求詐欺です。

      この詐欺は、「7.問題がなければ受取通知を出品者へ送る」の手順を、「3.出品者が商品を発送する」もしくは「4.商品発送通知が購入者へ送られる」の直後に購入者へ行わせる手法です。一度でも受取通知が送られると、「8.メルカリ事務局から出品者に預かり金を支払う」へと手続きが自動で進んでしまいます。

      本当に商品が発送されていればこれでも問題はありません。しかし、詐欺目的で商品が出品されていた場合、発送通知は送られているのに、商品が届かないという事態が起こりえます。以下から、具体的な事例を見てみましょう。

      【ケーススタディ】信頼関係を築いた上での受取通知要求詐欺

      Cさんはフリマアプリでグッチの財布を購入しました。相場よりもかなり安めに出品されていたため即決です。この際、出品者のプロフィールや評価などはとくにチェックをしませんでした。他の人に先に買われてはいけない、という心理が働いたためです。

      購入後、すぐに出品者から取引メッセージが届きました。そこでは購入のお礼と共に、発送のスケジュールなども細かく記載されていました。何度かメッセージのやり取りをしたことで、Cさんも取引相手に対して信頼感を抱いたとのことです。

      しかしここで先方から「実はお恥ずかしながら、すぐにお金が必要な状況でして……難しいかもしれませんが、すぐに発送をするので先に受取通知をしてくれませんか?」という打診が届きます。Cさんとしては商品が届けば問題なく、出品者に対しての印象も悪くなかったことからこの提案を快諾してしまいます。

      翌日になって発送通知が届きました。しかし、2~3日で届くはずの商品が5日程度経過しても配送されません。不安に感じたCさんは出品者へ取引メッセージを送信。しかし、返事は来ませんでした。
      すでに受取通知を済ませてしまっていたので、お金は出品者へ振り込まれています。しかし、Cさんの元に商品が届くことはありませんでした。

      受取通知要求詐欺の対策

      受取通知要求詐欺に引っかかってしまう一番の原因は、商品が到着する前に受取通知を出してしまうことにあります。そのため、対策としては確実に商品を受け取り、中身を確認した上で受取通知を出すことに尽きます。

      そもそも、受取通知というのはその名のとおり、商品を受け取ったことを相手に知らせるためのシステムです。そして同時に、商品受取をメルカリ事務局に対して知らせるための機能でもあります。そのため、商品を受け取る前に出すこと自体が大きな誤りです。

      しかし実際には前述のとおり、出品者側からのお願いによってこの原則を無視してしまう購入者は少なくありません。この詐欺を行うユーザーの特徴は、積極的に取引メッセージでコミュニケーションを図ってきます。それに心を許してしまうことで、詐欺の被害に遭ってしまうのです。

      もしも相手から受取通知要求がされた場合には、きっぱりと断ることが大切です。そもそも、受取通知は一度送ってしまうと取り消しが行えません。また、取引のキャンセル自体も行えなくなります。一時の油断で軽率な行動を取ると、詐欺ユーザーの思うつぼだと考えましょう。
      相手からの要求がしつこい場合は、遠慮なくメルカリ事務局に対して状況を報告しましょう。そして相手からのも無視して構いません。

      システムを利用した「発送しました詐欺」


      たとえばメルカリには、商品発送通知の9日後13時以降に、自動で取引を完了するシステムがあります。これは受け取り評価を忘れてしまう人がいた場合の出品者に対する救済対策であり、出品者としては安心のシステムです。
      しかし、この仕組みを利用して行われるのが「発送しました詐欺」です。商品は実発送のまま発送通知だけを送り、自動取引完了のタイムリミットが来るまで購入者に連絡をせず、放置を続けるのが主な手口です。
      もしも購入者が、発送通知に気付かず自動取引完了のタイムリミットまで取引メッセージを送らない状態が続けば、受取通知を出していないのに取引が完了し、お金が出品者へ振り込まれてしまいます。

      【ケーススタディ】いつまでも到着しない商品

      Dさんはフリマアプリで以前から欲しかったエルメスのネックレスを見つけました。価格を見てみると相場よりも安価。しかし、ギャランティカードなどの写真もアップされていたため、偽ブランド品だとは疑いませんでした。「これはお得な商品だ」と思い、他のユーザーに買われてしまう前にと急いで購入を済ませました。

      購入から少し経ち、出品者から連絡が来ました。そこには、仕事でバタバタしているので発送が遅れている、といった旨の謝罪が。Dさんはとくに急ぎではなかったため「ご都合の良いタイミングで発送してください」と返信。しかしそれがトラブルのはじまりでした。

      先のやり取りから少し経ち、出品者から発送通知が届きました。しかしDさんは時間がかかると考えていたため、とくに気に留めず「そのうち届くだろう」と考えます。そこから数日経ってもやはり商品は届きません。そこで一度、出品者へと問い合わせを行うことに。すると向こうからは「確かに発送したので、一度宅配業者に問い合わせてみる」との連絡が。事故の可能性もあると考え、Dさんはその件を出品者に任せることにしました。

      それから数日経ったタイミングで、Dさんは再度状況を確認しようとスマホアプリを開きます。すると、なんと商品発送通知からすでに10日が経過しており、取引が自動で完了していました。その後、出品者に問い合わせをしても返信はなく、少し経ったタイミングでアカウントごと削除されていました。

      結果として、Dさんは商品を受け取ることなく、ただお金を盗み取られてしまうという詐欺に遭った形となります。

      発送しました詐欺の対策

      「発送しました詐欺」はフリマアプリのシステムを利用した手法です。そのため、こちらもシステムについて把握しておくことが大切となります。
      たとえばメルカリの自動取引完了システムは、商品発送通知の9日後13時以降に実施されます。しかし、取引メッセージでのやり取りが続いている場合には、自動で取引が完了することはありません。つまり、Cさんのように放置をせず、こうした出品者に対しては少ししつこいくらいに取引メッセージを送り続けるようにしましょう。

      とくに、追跡番号を確認させてくれない出品者には注意が必要です。発送がされていない可能性は十分に考えられますから、商品が届かないようであればその線を疑います。ちなみに、
      3日間取引メッセージが送られていないと自動取引完了措置が取られる可能性が高いと考えられます。
      毎日でも構いませんので、何らかのメッセージを送信してください。

      また、発送通知から5日程度経過しても商品が届かない場合には、事前にメルカリ事務局へ連絡を入れておくこともお忘れなく。この時点ではまだ売上金は運営側が預かっている状態です。商品が届いていない状態が続いており困っている旨を伝えておけば、出品者にお金が振り込まれることはありません。

      Paidy(ペイディー)詐欺


      2020年頃から横行しだしたPaidy詐欺。これは、購入者の二重支払いを狙った詐欺行為です。
      その手口はシンプルながらも少し複雑です。まず出品者は、無在庫の状態で商品をアプリに登録します。この際、発送方法を匿名配送以外に設定しているのがポイントです。

      その後商品が売れると、小売店へ足を運び商品を購入します。この際に利用するのがPaidyです。Paidyは、本人確認不要で使える後払いシステム。メールアドレスと電話番号のみで登録が行えます。その手軽さを利用して商品を購入。メルカリでの購入者の住所へと送りつけます。

      その後、Paidyから出品者へと請求が行われますが、出品者はこれを無視します。すると、Paidyは貸付金の回収のために商品の送付先へと請求書を送ります。この手法を使うと、出品者は商品を仕入れしないで商品を送り、メルカリでの売上金を入手できてしまいます。

      少し内容が入り組んでおり分かりにくいので、具体的な例でその手口を確認してみましょう。

      【ケーススタディ】なぜか家電量販店から商品が届いた?

      Eさんはオーブンレンジをフリマアプリで購入しました。決め手となったのは、未開封品・新品同様の状態でありながら相場よりもかなり安い金額だったからです。少し気になったのはメルカリ便などの匿名配送が使えなかった点でしたが、安くオーブンレンジが買えるならと許容することにしました。

      取引メッセージのやり取りはいたってスムーズ。支払いから2~3日で発送通知も送られ、怪しい点はとくにありません。しかし実際に商品が届いた際に不審な点が見つかりました。どうやら商品は、某家電量販店から直接発送されていたのです。

      出品者が個人であり、家電量販店ではありません。しかしEさんは、「実際に新品の商品が届いたのだから、受取通知は送らないと……」と考え、受取通知を送りました。フリマアプリ上での取引は、本来これですべて完了した状態です。

      しかしその後、Eさんの元にPaidyから請求書が届きます。中身を見てみると、定価のオーブンレンジの代金が某家電量販店から請求されているものでした。Eさんからすれば、すでにフリマアプリ上で支払いは済ませているわけですから、この請求に従うわけにはいきません。

      そこで、まずは出品者に連絡を取ろうとフリマアプリを確認してみたところ、すでに出品者のアカウントは削除されており、連絡が取れない状態でした。その後Eさんはフリマアプリの運営へ連絡。すると、それがPaidy詐欺であることが発覚したのです。

      Paidy(ペイディー)詐欺の対策

      Paidy詐欺の特徴は、商品受取のタイミングまで詐欺であることが分からない点にあります。トラブルに遭わないためには、以下の点に注意をしましょう。
      まずは心当たりのない店舗から商品が届けられた場合、決して受け取らないことです。メルカリなどは、無在庫販売を禁止しています。そのため、店舗から直接商品が届くことはあり得ません。ここで受取拒否ができれば、詐欺を未然に防げます。

      ただし、普段からネットショッピングを行っているような場合だと、中身を知らずに受け取ってしまうケースも多いでしょう。もしくは、家族の注文と勘違いする可能性もあります。こうした際も、まずは焦らずに状況を確認してください。そして少しでも怪しいと感じたら、受取通知を絶対に送らないようにしましょう。受取通知を送ってしまうと、取引が完了し、お金が出品者へわたってしまいます。

      また、可能な限り匿名配送を利用することも大切です。匿名配送であれば、個人情報が出品者に知られることもないので、Paidy詐欺も成立しません。もしも配送方法が匿名配送以外になっている場合は、一度出品者に匿名配送へ変更できないか聞いてみましょう。

      そして最後に、もしもPaidy詐欺に引っかかったとしても、絶対にPaidyの支払いをしてはいけません。身に覚えのない請求が届いているのであれば、Paidyに対して問い合わせをしましょう。Paidy側も、この詐欺の手口については把握しています。事情を話すことで、適切な対応をしてもらえます。

      怪しい出品者を見抜くために!要注意なユーザーの特徴

      近年の詐欺の手口は非常に巧妙です。そのため、購入者側にも自衛の手段として、「怪しい出品者からは購入しない」という心構えが大切になります。以下から、要注意な出品者の特徴について、その代表例を解説します。

      相場からかけ離れた安値で出品されている

      メルカリでは過去の取引履歴が表示されます。そのため、同一商品のある程度の相場が把握しやすい設計です。にもかかわらず、あまりに安価な値付けがされている場合には、詐欺の可能性を考えてみましょう。もちろん、傷などのダメージといった理由があって安く売られている場合は別です。

      しかし、新品同様や美品といった状態であるのに安く出品されることはまずありません。出品者がよほど現金化を急いでいる場合を除き、安価な出品には注意してください。

      ユーザー評価が低い、もしくは0

      ブランド品など、とくに高額な商品を購入する場合は、必ずユーザーの評価を確認しましょう。悪い評価が多い出品者は過去の取引でトラブルになった可能性が高く、同じことを繰り返すことが予想されます。コメントなどでなぜ低評価だったのか理由が書かれていることも多いので、一度目を通してみてください。

      また、ユーザー評価が0の場合はとくに注意が必要です。もちろん、メルカリをはじめたばかりのユーザーであれば評価が0であることは当たり前です。しかし、ユーザー評価が0なのに大量の商品を出品していたり、高額商品ばかりを扱っていたりするのなら気をつけなくてはなりません。

      たとえば、メルカリで詐欺を行うようなユーザーは、以前にアカウントが停止されている可能性が高くなります。そこでアカウントを作り直し、再度詐欺を働こうと考えている可能性もあります。もしくは、はじめから捨てアカウントとして運用しようと考えているケースもあるでしょう。

      正規品の証拠提示を拒否する

      ブランド品などを購入する際は、その商品が正規品かどうかをユーザーが見極めなくてはなりません。そのために、コメント欄へ質問等を送るのはごく自然なことです。
      正規品を販売しているユーザーであれば、ギャランティカードや領収書の有無を確かめると、その画像を追加してくれる可能性があります。

      一方、詐欺を働こうと考えているユーザーは、コメントを無視したり削除したり、何らかの理由を付けて提示を断ってきたりします。少しでも怪しいと感じたなら、取引をしないのが無難です。

      匿名配送以外でしか商品を送れない

      メルカリ便などの匿名配送は、出品者と購入者、両方にとってプライバシー上メリットのある方法です。よほどの理由がない限りは、匿名配送を選ぶのが一般的と言えるでしょう

      しかし、先に紹介したPaidy 詐欺などでは、匿名以外の配送方法から個人情報を得ます。その結果、身に覚えのない商品や請求書を送られるような事態も想定しなくてはなりません。
      もしも出品者が匿名配送を希望している場合は、理由を聞いたり、別の匿名方法に変更してもらったりといった交渉を行いましょう。この際、理由もあいまいなまま、かたくなに匿名配送を拒むようであれば悪質なユーザーである可能性が高くなります。

      同じ商品を複数出品している

      メルカリでは、同じ商品を複数出品することに対して規制などは存在しません。そのため、同一商品を複数個扱っているから詐欺だ、と考えるのは早計です。実際に、複数の商品をメルカリで販売しているユーザーは少なくありません。
      かし、なかなか手に入らないようなレアアイテムを複数用意していたり、すべて同じ写真のものを複数個販売していたりする場合は注意が必要です。

      そもそもその商品の在庫が存在していない可能性も出てきます。また、偽ブランド品を大量に仕入れ、さばくためにメルカリを利用しているケースもあるでしょう。

      まとめ


      メルカリは手軽に不用品を売却でき、かつお得に買い物が楽しめる便利なアプリです。しかし、高額なブランド品の売買については、詐欺被害の実例があることを踏まえて慎重になるべきです。

      とくに、思い出のブランド品を売却したいといった場合にはすり替え詐欺などのリスクを考えましょう。なお、メルカリを使って物を売る場合は、少額ではありますが手数料がかかります。その他、梱包や発送などの手間も考慮しなくてはなりません。

      より手軽で確実にブランド品を売るのであれば、買取専門店の活用がおすすめです。正規品かどうかの判断がつかない場合や、とりあえず価値を知りたいといったケースでの利用も可能。また、途中で売却をやめようと思った場合は、キャンセルも無料です。ご自身が何を売るのかを踏まえた上で、適切な場所での売却方法を考えましょう。

      現在ブランド品の相場が上がっています、高値を記録している今のうちに売却を検討してみてはいかがでしょうか?

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