藤井勉の作品の魅力|父親の深い愛情をもって愛娘たちを描いた数々の名画

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藤井勉(ふじいつとむ)は、画家として多くの業績を残すなか、愛娘たちの成長を描き続けた洋画家です。作品のなかでは、愛する娘たちの姿を細密なタッチで写実的に表現しました。今回は、藤井勉の功績や代表作品についてご紹介します。

多くの業績を残した画家人生

藤井勉は、69年間にわたる画家人生において、多くの業績を残しました。

出生地は秋田県、戦後も間もない1948年に生まれます。岩手大学教育学部特設美術科に在籍し、1971年に卒業すると5年後の第20回シェル美術賞展で佳作賞を受賞しました。

翌年には第12回昭和会展で優秀賞となり、1980年の第23回安井賞展では入選を果たします。さらに第26回安井賞展(1983年)のでときも、佳作賞に選ばれています。

1984年「パリ・グランパレ個展」からは、精力的に個展や二人展を開催し始めました。同年と翌年に「小泉智英と二人展」1997年に秋田県で個展2011年には「娘・藤井由希子と二人展」を開いています。

2005年までには数冊の画集も刊行し、多くの業績は高評価につながっています。

愛娘の成長を描き続けた生涯

藤井勉は、画家人生の多くの時間を費やし愛娘たちが成長する姿を描き続けました。

愛娘たちの姿は、季節が移り変わるなかで数多く描かれます。いずれも一般的な肖像画と異なり、細密な描写表現からは父親の眼差しが注がれた愛情の感じられる絵画と評されています。

愛する娘たちのうち2011年に二人展を開催したのは、三女にあたる藤井由希子です。すでに当時から陶芸家として知られた作家であり、2015年の親子展では、有田焼の技法を活かした作品を披露しました。

四季を通じて娘たちの成長を描き続けるとともに三女と二人展を催す姿からは、藤井勉が自分の子どもたちに向けた愛情がどれほど深かったかが伝わってきます。

さまざまな魅力にあふれる名画

藤井勉が愛娘たちの成長を描いた作品は数多くありますが、いずれも名画と評されます。

絵のなかの娘たちを見ると、時間とともに少女から大人の女性へと成長する様子がうかがえます。細かいタッチで写実的に描かれた姿は、どれも表情が豊かです。

さまざまな魅力にあふれる名画から、代表作を絞り込むのは容易ではありません。それでも、よく知られている作品としては「風」「剣」が挙げられます。

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