宝石が値上がりする理由!価値ある宝石の見分け方や相場ランキング
お持ちの宝石の価値を知りたい方や、資産価値の高い宝石を保有したいと考えている方も多いのではないでしょうか? なかには値上がりする宝石もあるので、見極め方を押さえておきたいですね。本記事では、価値ある宝石の見分け方をご紹介します。
宝石が値上がりする理由
近年、宝石が値上がりしています。その理由として挙げられるのは、良質な宝石が採掘できなくなっているという背景です。
そもそも宝石は、天然の鉱物が非常に長い時間をかけて結晶になったものです。いくつもの複雑な条件が重なって、何百万年もの時間を経て、原石ができあがります。
そのため、地球上で採れる宝石には限りがあります。過去には豊富な産出量を誇った鉱山でも、多くの宝石が採られて産出が少なくなったり、採掘される宝石の品質が低下したりすることも珍しくありません。
このように宝石の採れる量が減ったり、良質な宝石が採れなくなったりすると、宝石の希少価値が高まり値上がりにつながるのです。
宝石の価値が下がることはある?
実は、すべての宝石が値上がりしているわけではありません。値上がりする傾向にあるのは、あくまでも需要が高い宝石です。宝石の人気やジュエリーのデザインによっては、中古市場で値下がりしてしまう場合があります。
宝石の価値が下がる主な例として挙げられるのは、ジュエリーのデザインに古さが感じられるケースです。デザインには流行があるため、少し前の時代に購入した品物は徐々に人気が下がってしまうことも。できるだけ高く売りたいなら、早めのタイミングで買取査定を利用するのも一つの手です。
資産価値のある宝石の見分け方
関連記事宝石買取で高額な査定金額になりやすい種類3つ
宝石買取の利用を検討し始めたときに気になるのが、「高額で取引されやすい種類は、いったいどれなのか」という点です。 大切な宝石を手放すのですから、…
2024.04.09
宝石の資産価値に注目して保有しようと考える人も多くなっています。この場合、価値が安定している宝石を選ぶことがポイントです。
資産として保有するなら、過去に価値が大きく変動していない宝石を選ぶのが望ましいでしょう。こうした宝石は、短期間で急激に価値が高まることはなくても、長期間にわたり保有し続けると徐々に価値が高まると考えられます。一般的に、価値が安定している宝石の例としてダイヤモンドが挙げられます。
また、信頼できる鑑別機関が発行した鑑別書が付いている宝石を保有することも大切です。たとえば、世界的な知名度を誇る鑑別機関に米国の「GIA(Gemological Institute Of America)」があります。国内にも多くの鑑別機関がありますが、「一般社団法人 宝石鑑別団体協議会(AGL)」に加盟していることを一つの目安にすると良いでしょう。
価値の高い天然石ランキング
1.ダイヤモンド
無色透明で強い輝きを放つダイヤモンドは、多くの人が求める需要の高い宝石です。なかでもラウンドブリリアントカットのダイヤモンドは、多様なジュエリーへの加工がしやすいことから、高い価値がつきやすい傾向にあります。また、ピンクやブルーなどの色がついた「カラーダイヤモンド」は希少性が高く、高い価値がつきます。
2.ルビー
深みのある赤色が特徴的な宝石のルビー。色味が濃ければ濃いほど希少性が高まり、高い価値を持ちます。最高品質の美しい赤色のルビーは「ピジョンブラッド(=ハトの血)」と称されることも。加熱処理を行わずに発色が良いものは、非常に価値が高くなります。
3.サファイア
サファイアは深みのある青色の宝石です。青色が鮮やかで色が濃いものほど価値が高くなり、最高品質の美しい青色は「コーンフラワーブルー」と称されます。サファイアには青色以外にピンクや黄色などのバリエーションがありますが、もっとも価値が高いのは青色の宝石です。
4.エメラルド
エメラルドは深みのある緑色の宝石で、色が濃いほど価値が高くなります。ほかの宝石よりも内部に不純物が入りやすいため、内包物(インクリュージョン)のないものは価値が高まります。内包物の処理が行われていない品物は非常に希少で、効果買取が期待できるでしょう。 関連記事宝石買取ランキングで見るべきポイント
WEB上に見られる宝石の買取に関するランキングには、「宝石買取業者ランキング」、「クチコミランキング」、「買取価格(査定額)ランキング」など、さ…
2024.03.06
宝石の査定は「なんぼや」にお任せください
今回は、宝石の値上がりについて解説しました。買取専門店の「なんぼや」では、無料で宝石の査定を行っております。お持ちの宝石の価値を知りたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。 関連記事宝石の価値が知りたい!査定のみを依頼できる場所と注意点
宝石の買取を検討する際には、「実際に手放すかどうかは別として、とりあえず査定のみ利用してみたい!」と思う方も多いことでしょう。これまで大切に扱っ…
2024.09.09