宝石の価値がなくなるときってどんなとき?買取できない宝石の特徴
宝石は、その魅力あふれる美しさで多くの人を惹きつけ、高値で取引されています。売却を検討している場合、手持ちの宝石がどれくらいの価値があるのか、気になる方も多いでしょう。しかし、宝石の価値はさまざまな要因で変動し、場合によってはその価値が失われてしまうこともあるといいます。そこで今回は、宝石の価値の変動に関する事例に触れながら、買取できない宝石の特徴をご紹介します。 関連記事宝石の価値が知りたい!査定のみを依頼できる場所と注意点
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宝石のなかには、価値が安定せず、長期的にみて価値が下がる可能性があるものも存在します。たとえば、一時的に人気が出て流行した宝石や、品質の低い模造品などです。
また、市場での需要や希少性が低い宝石も、価値が上がりにくい傾向があります。これらの宝石は投資目的で購入するなら、将来の価値維持が難しいため避けるべきといえるでしょう。
コロナ禍での宝石の価値変動
新型コロナウイルスの感染拡大は、宝石市場にも大きな影響を与えました。需要の減少や経済的な不安感により、一部の宝石の販売が低迷したのです。とくに、ブランドものの宝石や高額な宝石などの売れ行きが厳しくなり、価値が下がる傾向がみられました。
一方で、コロナ禍において需要が高まった宝石も存在します。たとえば、パワーストーンやヒーリング効果が注目される宝石などがその一例です。
しかし21年になると、富裕層を中心にリベンジ消費が発生。ハイブランドジュエリーを中心に、業況回復の兆しがみられました。ただ、中低価格のファインジュエリーの売り上げは伸び悩み、業況回復は二極化が進む結果となっています。
このように、宝石の市場価値は、社会情勢などの影響を大きく受け変動します。
宝石の価値がなくなる・低くなるケース
価値の高い宝石といえば、4大宝石であるダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルドが代表的です。非常に価値の高い宝石ですが、場合によっては価値がなくなったり低くなったりしてしまうことがあります。ここでは、買取できないおそれのある宝石の特徴をご紹介します。
宝石ではないもの
人造石や合成石など、宝石ではないものの場合、価値は当然低くなるでしょう。スワロフスキーやキュービックジルコニアなどは、宝石とよく似た輝きをもっていますが、宝石ではありません。ただ人工宝石の場合、買取専門店では売却できなくても、リサイクルショップなどで買取できる可能性があります。
キズや破損のある宝石
キズやヒビなど、破損のある宝石は、状態の良い宝石に比べて価値は下がります。お店によっては買取を拒否される場合もあるため、事前に確認しておきましょう。破損のある宝石はジュエリーとしては使えませんが、工業用の素材として需要があります。
小さすぎる宝石
小さいサイズのダイヤモンドは「メレダイヤ」と呼ばれ、主にジュエリーの装飾に使用されます。大きな宝石に比べると価値は低くなりますが、売れないとは限りません。ただし、買取店によっては、小さすぎる宝石の買取はしていない可能性があるため注意が必要です。
アクセサリーから外れてしまった宝石
指輪やイヤリング、ペンダントなどのアクセサリーから外れてしまった宝石でも、買取できる場合があります。アクセサリーから外れてしまっても、宝石としての価値は変わりません。しかし、ブランドジュエリーは宝石も含めての価値となるため、外れてしまうとブランドとしての価値がなくなるおそれがあります。
鑑定書・鑑別書がない宝石
宝石を売る場合は、基本的に鑑定書や鑑別書がそろっていた方が高く売れます。鑑定書や鑑別書がそろっていなくても売却はできますが、本来の価値よりも低くみられてしまう可能性があるため注意しましょう。また、ルビーやサファイア、エメラルドなどの色石は偽物が多く出回っています。プロでも天然石か人造石かを見極めるのは非常に困難といわれているため、鑑別書がなければ買取額が低くなってしまう可能性が高いです。 関連記事色石の宝石買取~ダイヤモンドよりも注意が必要!
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まとめ
宝石の価値がなくなる場合の事例や、買取できない可能性のある宝石の特徴をご紹介しました。宝石の価値には、品質や需要と供給のバランス、状態などさまざまな事柄が関係しています。「なんぼや」では、どんな状態の宝石でも、その価値を的確に見極め査定しています。価値がないと諦める前に、まずは当店の無料査定をお試しください。